肆拾弐話 ページ43
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「チッ……じゃあこうしろ、柱や他の隊士が危険に晒された時はお前はすぐに戦力として戦え。その為に鍛錬は怠るな」
『それ、条件二つなんじゃ……』
「なんだ、この条件じゃ飲めないってかァ?」
『……その条件を飲めば、納得して下さるのですね?』
「あァ」
『わかりました。飲みます、その条件を』
「A、本当にいいのかい?」
『はい、もちろんです。お館様』
「じゃあこれでAの隠部隊への移動への異論はないね?」
「「「「「「「「「御意」」」」」」」」」
やったぁ!
「じゃあ、Aは下がっていいよ。これからの事は鴉に伝えておくからね」
『御意』
現在__
「という様な事があったんですよ」
「という事はAは今も呼吸は使えるの?」
『まあ一応ね……あれから鬼は狩ってないから精度は落ちてると思うけど』
「まあでもこの前の機能回復訓練で見たところは大丈夫そうでしたけどね」
『そう言って貰えると嬉しいです』
現役隊士の方にそう言って貰えると安心感が凄い
そういえばあのお騒がせ組はどうしたのだろうか
『そういえば、あのお騒がせ組は……?』
「彼らなら今日の朝、任務に向かいましたよ」
『やっとですか……それにしてもあの3人での任務が多いですね』
「お館様にもお考えがあるのかも知れませんしね」
『良い方に行くといいんですけどね……』
「大丈夫ですよ。彼らには何か特別なものを感じるんです」
「わ、私もそう思います」
『そうだよね!今は信じるしかない、か……』
そろそろお暇しようかな……
結構長居しちゃったし
『じゃあ私、そろそろ……』
「カァ!伝令!伝令!!成海A!!
隊士トシテ任務ニ出ヨ!!今スグ日輪刀ヲ持チ、無限列車ニ乗リ炎柱 煉獄杏寿郎ト合流セヨ!!」
『あ、どなたか任務で、す……よ、って私!?』
「さあ、こんな所でグズグズしては居られませんよ」
「頑張って」
『はい!ありがとうございます!行ってきます!!』
勢いよく頭を下げて蝶屋敷から出る
まずは先輩に伝えて日輪刀持って、隊服着替えて……
昨日刀の手入れしてて良かったぁ!
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Rail(プロフ) - 蓮莉☆〜(ゝ。∂)さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです!!これからもよろしくお願いします(o_ _)o (2020年4月4日 11時) (レス) id: 176522ced7 (このIDを非表示/違反報告)
蓮莉☆〜(ゝ。∂) - 面白くて一気読みしちゃいました( ´ ▽ ` )ノ更新頑張ってください☆ (2020年4月3日 17時) (レス) id: 4e2f990c90 (このIDを非表示/違反報告)
Rail(プロフ) - Regulusさん» コメントありがとうございます!!ほんと亀更新の作者ですが、これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!! (2020年4月2日 14時) (レス) id: 176522ced7 (このIDを非表示/違反報告)
Regulus(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!更新頑張ってください(*≧∀≦*) (2020年4月1日 21時) (レス) id: 9c91fd3a1d (このIDを非表示/違反報告)
Rail(プロフ) - 麻美さん» ご指摘ありがとうございます!完全な編集ミスです。柱ではなく、隠ですね、、、訂正しておきます。 (2020年3月21日 15時) (レス) id: 94227c1ed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rail | 作成日時:2020年1月11日 23時