【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。

拾玖話 ページ20

・









「伊之助は？村田さんは見なかったか？」

「ちょっと離れろよ……俺関係ない……」

『頑張ってください、後藤さん』

「村田って人は知らんけど伊之助なら隣にいるよ」







金髪くんが後藤さんの隊服から顔を離したら


後藤さんの隊服に金髪くんの鼻水がついてて


後藤さんの顔がものすごく引きつっていた


オイッと、後藤さんが金髪くんに怒る中


竈門くんが目を向ける方に私も目を向けると







「あっ、ほんとだ！思いっきりいた！！気づかなかった！」

『え、猪？』








なんか猪頭の人がベッドにいるし……


何この状況







「伊之助！！無事で良かった……！！ごめんな助けに行けなくて……！！」

「イイヨ。気ニシナイデ」







めちゃくちゃ声潰れてません？







「なんか喉潰れてるらしいよ」

「えーーーーーっ！？」

「詳しいことよくわかんないけど首をこう、ガッとやられたらしくて。そんで最後自分で大声出したのが止めだったみたいで喉がえらいことに」

「自分で止め？」

「紙！成海、こいつのこれ拭く紙持ってない？！」






後藤さんもこれ以上は我慢できないのか


私に助けを求めてきた







『今持ってないんで、この子置いてくるついでに貰ってきますね』

「は、早くな！！」

『はーい』







えっと鬼だからなるべく日の当たらない部屋にしてもらおう







『アオイちゃん！このお屋敷の中で1番日が当たらない部屋ってどこかな？』









・

廿話→←拾捌話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す