【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。

拾壱話 ページ12

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「畏れながら、柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士について、ご説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか」

「そうだね。驚かせてしまってすまなかった」







ということは







「炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた。そして皆にも認めてほしいと思っている」







やはり、ご存知だったんですね







「お館様の願いであっても私は承知しかねる……」

「俺も派手に反対する。鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」

「私は全てお館様の望むまま従います」

「僕はどちらでも……すぐに忘れるので……」

「……」

「信用しない信用しない。そもそも鬼は大嫌いだ」

「心より尊敬するお館様であるが理解できないお考えだ！！全力で反対する！！」


「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門・冨岡両名の処罰を願います」







沢山の意見が出る中での圧倒的な反対意見の数


だが、禰豆子ちゃんがカナヲちゃんに連れられてきた時も人を襲う素振りはなかったし……







「では手紙を」

「はい」







ひなき様？







「こちらの手紙は元柱である鱗滝左近次様から頂いたものです。一部抜粋して読み上げます」

「"＿＿＿炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうかお許しください"」







竈門くんのお師匠様かしら？







「"禰豆子は強靭な精神力で人としての理性を保っています。飢餓状態であっても人を喰わず、そのまま二年以上の歳月が経過致しました。俄には信じ難い状況ですが紛れもない事実です"」







彼の言っていたことは本当……？






「"もしも禰豆子が人に襲いかかった場合は竈門炭治郎及び＿＿＿＿









鱗滝左近次、冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します"」









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