その37 ページ38
骨喰&鯰尾「「俺たちの番だ」」
鯰尾と骨喰が声をあわせて言う。審神者はそんな二振りをみて、兄弟だなぁと思う。しかし、何故だか、どこかの誰かに似ていると思ったが、その考えを無視した。
鯰尾「待ってて、主さん。俺と兄弟は強くなって帰ってくるからさ！」
骨喰「……兄弟、まだ出発もしてないのに…」
鯰尾「まぁ、何とかなりますって！！」
その夜、二振りと審神者は特別に夜、一緒に眠ることが許された。骨喰も審神者が好きな「シンデレラ」という本を読み聞かせてくれた。
鯰尾「兄弟、読み聞かせ上手いね」
骨喰「主が好きな本だ。幼稚園に行ったとき、よく一緒に読んでいる。」
鯰尾「へぇ〜？ちなみにさ？主さんの王子様ってこの本丸の誰なの？」
A『う〜ん……』
審神者は刀剣達、一振り一振りを思い出して当てはめてみる。
鯰尾「やっぱり、一兄？」
骨喰「いや、陸奥守かもしれない…」
鯰尾「それか、小夜だったり？」
A『………わかんない』
審神者の解答に鯰尾は、あははっと笑う。それを骨喰は真顔で圧をかけて、笑うことをやめさせる。
鯰尾「ごめん、ごめん。いつか現れるといいね？主さん」
A『うん……』
鯰尾と骨喰。粟田口の脇差に頭を撫でられ、頬を撫でられて審神者は眠りについた。本当は、眠たくなかったが、二振りの優しい温もりに抗えず、眠ってしまった。
翌朝、鯰尾と骨喰は朝日が昇ると同時に、本丸を出た。審神者は一期に抱っこされながらも二振りを見送った。
前田「主君！！」
鯰尾達が修行に出てから約半日、前田は二振りの手紙を持って審神者部屋へ持っていく。
前田「主君、前田です。入りますよ？」
歌仙「あぁ、入ってきてくれ！」
中から聞こえたのは審神者ではなく、歌仙の声だった。今日の近侍は歌仙だったので前田は「失礼します」と言い、中に入る。
前田「あれ？主君は…」
歌仙「すまないね、主は厠に行っているんだ。手紙なら、僕があずかるよ」
前田「はい、お願いします！」
前田は歌仙に手紙を渡す。二つは鯰尾達から、もう一つは政府からだった。
歌仙「拝借するよ。」
歌仙は政府からの手紙に目を通す。すると、歌仙は手紙の内容に目を疑った。
歌仙「これは……」
前田「歌仙さん？どうかしましたか？」
歌仙「前田、急いで陸奥守とお小夜。お洒落チームを読んできてくれないかい！？」
前田「は、はい！！ただいま！！」
前田はばたばたと廊下を走りながら陸奥守達を呼びにいく。
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華音(プロフ) - おはようございます（＾ν＾）初めましてm(_ _)m刀剣乱舞大好きで1stシリーズから全て読ませて頂きました☆ヒロインが可愛くて癒されました♪ただ、全体的に所々てまはありますが誤字脱字が御座いましたので^^;御報告致しますね。次のお話も楽しみにしております(*^^*) (2020年10月1日 8時) (
レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続きが楽しみです！ (2020年3月12日 13時) (レス) id: b894c1a537 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - うわぁ武田尾最低！Σ(￣□￣;) (2019年12月27日 19時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
咲音 - こんにちは、１シリーズから全部を読みました！幼女ちゃんがすっごく可愛くて、その作品が大好きです！いっぱい更新、頑張って書いて下さい！ずっと待って応援します！(*´▽｀*) (2019年8月15日 8時) (レス) id: 0adfd28de5 (このIDを非表示/違反報告)
gaby(プロフ) - 編集下手くそマンさん» そうだったのですね…ごめんなさい、Twitterでもフォローされているようなので、もしかしたらと思って…。意見しておきながらなんですが必ずしも直される必要はないと思います…！大変失礼致しました。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: d8a5fccbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2019年2月22日 21時
