その10 ページ11
春「二手に別れて、私を討ちにくるつもり？……何なのよ、あのチビ！！悪女！！化け物！！」
春は机に拳を叩きつける。どんなに叫んでも悪口を言ってもその声は届くことはない。
春「……声？……そうだわ。はははっ！！そうよ、私にはまだアレがある!」
春は呪術の準備をする。紙に黒い隅をたっぷりつけた筆を走らせる。その呪術はみよりにも使った呪術で強力な呪い。
春「これで……これで！！」
全ての準備は整った。あの審神者が入ってきたとき、全てが終わる。終わりにできる。
審神者達は敵を切り捨てながら前進する。どうやらここからが本当の中盤戦の始まりのようだ。
長曽「押し通す！！！」
清光「これっが、本気だぁ！！」
新撰組が先頭で敵をばっさばっさと斬り捨てていく。陸奥守、小夜、青江は交代交代で審神者を抱えて走っていた。
陸奥「主、次は！」
A『…左』
和泉「よっしゃあ！左だな！！」
堀川「張り切りすぎだよ、兼さん」
左に進んでいくて、審神者は小さな部屋に案内した。そして、バックから布に包まれた何かをとりだした。
小夜「主、それは？」
A『メガネこんちゃんと長義が、作ってくれた…』
青江「それは……義手だね？」
布の中から現れたのは木でできた義手だった。義手は審神者の腕にぴったりで、簡単な作りではあるが無いよりはましらしい。
A『むっちゃん、つけて…』
陸奥守に義手をつけてもらい、慣れるために組み立て式の弓を取りだす。審神者はこれでも、三日月や岩融に弓の稽古をつけてもらっていた。ので、少しだが、矢を射ることはできる。
清光「主、矢を10本見つけたよ。」
A『ありがとう…』
ヤ筒に9本入れ、1本は弓とともに持つことにした。和泉守は弓を装備する。審神者の準備が終わり、再び進軍をすると、審神者部屋に到着した。
陸奥「ここが」
清光「審神者部屋だね。」
こんのすけ達はまだ到着していない。ここで待っていても仕方がないので、先に突入することになった。
新撰組「「御用改めである！！！」」
新撰組が扉を勢いよく開けるとそこにいたのはあの見習いがいた。しかし、以前より力が増しているのが感じられた。
春「あら…ここまできたのね」
A『見習い…。みよりの本丸、返して』
春「みより？嗚呼……あの小娘のことね。私はあの小娘の変わりにやってあげてるのよ？何故、返さなきゃいけないのかしら？」
A『みよりは、こんなの望んでない。』
刀剣達は構えた。
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華音(プロフ) - おはようございます（＾ν＾）初めましてm(_ _)m刀剣乱舞大好きで1stシリーズから全て読ませて頂きました☆ヒロインが可愛くて癒されました♪ただ、全体的に所々てまはありますが誤字脱字が御座いましたので^^;御報告致しますね。次のお話も楽しみにしております(*^^*) (2020年10月1日 8時) (
レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続きが楽しみです！ (2020年3月12日 13時) (レス) id: b894c1a537 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - うわぁ武田尾最低！Σ(￣□￣;) (2019年12月27日 19時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
咲音 - こんにちは、１シリーズから全部を読みました！幼女ちゃんがすっごく可愛くて、その作品が大好きです！いっぱい更新、頑張って書いて下さい！ずっと待って応援します！(*´▽｀*) (2019年8月15日 8時) (レス) id: 0adfd28de5 (このIDを非表示/違反報告)
gaby(プロフ) - 編集下手くそマンさん» そうだったのですね…ごめんなさい、Twitterでもフォローされているようなので、もしかしたらと思って…。意見しておきながらなんですが必ずしも直される必要はないと思います…！大変失礼致しました。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: d8a5fccbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集下手くそマン | 作成日時：2019年2月22日 21時
