その34 ページ35
陸奥「主ー!みてみぃ!」
陸奥守と小夜は審神者とともに新しく出来た審神者部屋をみて興奮していた。陸奥守は審神者を抱っこして窓からの景色を見せる。小夜もひょこっと顔を出して景色を見る。
A『きれー…』
小夜「これから季節が変わるからもっと綺麗になるよ……」
陸奥「今日からここで過ごすぜよー♪ほんで、本格的に主の本丸として動くぜよ!主、大船に乗ったつもりでいていいぜよー!!!」
陸奥守は審神者と小夜を抱き締めたまま部屋をぐるぐると回っていると障子を叩く音が聞こえた。
宗三「宗三です。はいりますよ?」
陸奥「おん!!」
宗三がはいるとはしゃいでいる陸奥守をみては呆れたという顔をした。
宗三「………子供ですか。それより、政府から手紙が来てますよ。後、そんなに叫ばないでください。外に丸聞こえです。」
陸奥「にゃはははっ!すまんすまん、主。政府からじゃ」
陸奥守が宗三から手紙を受け取り、審神者に渡す。小夜が手紙を見てみるがはぁと溜息をついて見るのをやめた。
宗三「……お小夜、どんな内容だったんです?」
小夜「……違うよ兄様。政府の手紙の内容は僕達刀剣には見えないように作られてるんだ……だから、相変わらず見えないから溜息をついただけだよ……」
審神者が宗三で手紙を見せると宗三からみたら、ただの真っ白な紙にしか見えなかった。
宗三「……本当ですね。政府はちゃんと主にわかるように平仮名で書いてくれてるのでしょうか?」
A『……むっちゃん、読めない。』
宗三たちから読み書きを学んでいる審神者だが、どうやら読めない漢字があったようだ。
陸奥「あとでこんのすけに訳してもらうき」
陸奥守が審神者の頭を撫でると宗三が審神者の引き出しから紙と筆を出す。
宗三「どんな文字だったか言ってみてください…。」
A『糸に東……あとはさんずい…』
宗三は審神者が言った漢字を紙に書いていく。
小夜「………演練のこと?」
陸奥「演練に行けっちゅうわけか…」
宗三「………演練ですか。」
小夜「兄様、行ったことあるの?……」
宗三「……いいえ、行ったことはありませんが、前任が三条派と鶴丸を自慢として連れて行ったことならあります。」
三条派と鶴丸は陸奥守と小夜ほどではないが、レベルはそこそこ高く、前任は自慢としてよく連れて行ったらしい。
陸奥「ほいたら、部隊編成するぜよ。の?主」
陸奥守は審神者の頭をわしゃわしゃと撫でる。
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七夏(プロフ) - 私の初期刀と初期鍛刀がカッコいい (2021年1月16日 0時) (レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
黒澤 - 失礼します9話の中で、いつのまにとありますが間と言う字が門構えに日ではなく門構えに月になってますよ (2018年11月20日 0時) (レス) id: fbcd9c1eff (このIDを非表示/違反報告)
匡(プロフ) - その35の「一期を審神者に」ではなく「一期に審神者を」の間違いではないでしょうか? (2018年9月28日 12時) (レス) id: 883bce3052 (このIDを非表示/違反報告)
劇団ドレミ座(プロフ) - 失礼します。第9話にて誤字があるかと。「前歩多難」ではなく「前途多難」ではないでしょうか? 更新頑張ってください! (2018年9月28日 12時) (レス) id: 172237b647 (このIDを非表示/違反報告)
SnowWhite(プロフ) - 面白いです!これからもがんばってください! (2018年9月28日 2時) (レス) id: a193451525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:編集下手くそマン | 作成日時:2018年9月23日 10時