【３】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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花火もそろそろ始まるため、６人を集めてよく見える場所へと向かう。




う「花火ってあれだろ？火薬」


さ「ボーン？」


し「パーンやろ」


せ「パーンなの？」


ま「そうなの？」


そ「え、知らない」




私となるせの後ろで、６人がなんとも面白い会話をしている。
ちょ、なるせっ。笑わないで…っふふ。




な「ふはっ、もうダメだ！あははははっ！」


『ふふっ、ははははっ』


な「お前だって笑ってるじゃんか！」


『いや、だって…っふはっ』




なるせとツボに入り、爆笑していると、６人がこっちを見て笑っていた。




『え、な、なんですか？』




せ「いや、なんか普段とちゃうから」


ま「なるせくんもAちゃんも、ずっとポーカーフェイスだし…」




な「え、そうか？」




笑ったりはしてる気がするんだけど…うーん？




そ「さすが従兄弟って感じだよな」


し「確かに」




せ「怒ってるのか怒ってないのか、わからんくなる」


う「それな」




ま「たまにすんってなるから怖い」


さ「な。」




な「『めっちゃ言われてる』」




そんなにかなぁ…？
って、そんなことより花火見に行きましょうよ。


ーーー♧♤♡♢ーーー


お作者のアイシャルトです！
今回もですが、新作ができましたー！
内容は拾われ系ですが、いつもとちょっと違う感じです。

→食用人類、拾いまして【浦島坂田船】
読んでくださると嬉しいです…！

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