【l.u.z】Pina Colada【セ.ン.ラ】

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頭を撫でている間に寝てしまった２人。そしてドアがそっと開いて入ってきた従業員。




『どうしたの？』




｢集金の確認をおねがいしまっす！｣





『はいはい、静かに』




すんませんっと言ってすぐに居なくなったので私も２人も起こさないようにすぐに部屋から出て従業員達が集まっている場所に向かった。




『集金の確認ね…。うん、あってる』




｢マジっすか！？｣




｢さすが店長!!!!!計算速いっすね!!!!!!!!｣




『褒めても何も出てこないからね？』




午前中の仕事も終わったので昼ご飯となった。
と言っても私はコーヒーだけなんだけど…




｢また店長コーヒーだけなんすかー？｣




｢体壊すっすよ〜？｣




無視して今日の来客のことなどを見てみると、どこもかしこも男目当てのようだった。
愚痴、相談などここでは何でも受け付けているのでそればかりで飽きてしまった。




『(面白そうだったから父から受け継いだのに…)』




この店の店長は元は私の父で、結局私が店を受け継いでしまったのだ。
ここの従業員はそのことを知っているので変な噂をされずに楽なのだ。




｢酒がない!!!!!｣

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