買われて飼われた。【浦.島.坂田.船】

飼われて ページ4

ケージから出されると、私を出した店員らしき人(？)が紙やらを書き始めた。そして終わったかと思えば今度は紫髪と赤髪の男の前に立たせられた。




「じゃあ行こっかA」




なんと赤髪の人は私の名前を呼んだのだ。教えてないはずなのに。教えてないはずなのに！！！オニイサン怖いよ！？((




「あっ！俺は坂田！よろしくな！」




「志麻。よろしく」




私はAと申します〜とは言えないので私は坂田さんの目を見つめた。年上にさん付けこれ絶対((




さ「あー！かわいい−！」




『！？』




し「坂田、Aが驚いてるから慣れるまで抱きつくのは待て」




さ「えー…」




坂田さんが急に私に抱きついてきて吃驚した…。そして抱きつかれると坂田さんの後ろの光景が見えるわけで、見てしまったのだ。
　小さい人間の女の子が首輪を付けられて、図体のデカい男に蹴られているのを




『…っ』




本当は今すぐにでもとんで助けたいけど未だに抱きついたままの坂田さんが邪魔で行けない。あぁもう、本当に邪魔！




し「…坂田、Aが後ろの奴ら見て怯えとるで？」




さ「後ろ？………………あぁ」




坂田さんは先程までとても明るい表情だったのに「…あぁ」と言った途端、顔が強張った気がする…。
そして志麻さん、私は怯えてないので((




さ「大丈夫やで。Aのことは絶対に傷つけへん。むしろ守るからな。安心しぃ」




知らない場所、知らない化け物達、こんなところで不安だったけど、今の言葉で少しこの人は信頼できると思ってしまった。


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こんにちは！作者のアイシャルトです！
先程起きて飛び上がりました((

まさかの評価が爆上がりとお気に入り数の多さに吃驚…。ありがとうございます！
あとコメントなどもありがとうございます！やる気が爆上がりになります！

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