悪魔さんに拾われまして 【浦.島.坂田.船】

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A.side




坂田さんに字を教えて貰い、４人に手紙を書いて渡すと泣いて喜んでくれた。
でも泣きすぎじゃあ……？




せ｢うわぁぁん！ありがとうぅぅう！！！｣


さ｢やっぱかわええなぁ！｣




『いや、あの…離してください…』




泣かれたまま抱き付かれて、とても苦しかったので離すよう頼むと｢Aちゃん反抗期！？！？｣と驚かれた。いや、違います。




う｢おら、苦しそうだから離してやれ。｣


し｢せやで〜｣




うらたさんと志麻さんのおかげでお二人から話され、楽になった。




さ｢うらさん何て書かれてたん〜？｣




う｢ん〜？えー…秘密｣




うらたさんは私と目を合わせて口元に人差し指を持ってきてくひっと笑った。
悪魔でもやっぱり絵になるなぁ……




し｢どうとっておくか…｣




せ｢古くなると字も消えるし紙もボロボロになるしやっぱり永久保存の魔法やね！｣




『え、いや…そこまでしなくても……』




そう言うと｢Aちゃんから貰った初の手紙なんやからダメ！取っておくの！｣と言われた。
いや、ほんとに汚い字、なので…




さ｢そらるさんに自慢しよ！｣




う｢じゃー俺まふにするわ｣




『え、えぇ……』




たかが手紙でなぜこんなに喜ぶのかは知らないが悪い気はしなかった。




『やまだちゃんは今度一緒に遊ぼうね』




そう足下にいるやまだちゃんに言うと嬉しそうにきゅ〜ッと鳴いた。ん、かわいい…




さ｢あ！みんなで写真でも撮らん！？記念写真！｣




う｢なんの記念写真だよ…｣


さ｢Aから貰った手紙！｣




し｢え〜…？｣




『……？』




せ｢でもええんちゃう？センラ達ととAちゃんで撮ったことないしそれもかねてってことで！｣




そしてその後は写真を撮ってお茶会を開いた。
お菓子はほとんど坂田さんが食べたけど…

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