悪魔さんに拾われまして 【浦.島.坂田.船】

─３３ ページ33

Uratanuki.side




「最近、人間の魂を狩る被害が起きている。
それも被害はペットの人間のみだそうだ」


「これから悪魔のお前らにその犯人を捕まえる仕事を任せる。以上だ」




悪魔種族の奴らだけが集められた会議。
俺は毎回やまだと遊んで話は聞いていなかったのだが、今日は違った。




う｢(Aが危ねぇ…)｣




他の奴らと解散したあと、すぐに家に帰ると４人とも楽しそうに朝飯を食っていた。




せ｢あ、うらたんお帰り。何か飲みます？｣




う｢いや、仕事が来たからいい。｣




自分の席に座って隣に座っているAの頭を撫でると、ほんのりと笑った。





う「(コイツこんな方に笑ったりするのか…)」




さ｢しふぉほへはんはん？｣
(仕事って何なん？)




う｢あぁ、最近人間の魂を狩る被害が多く起きてるらしい。それもペットの人間のみ
で、その犯人を悪魔全体で探す仕事。｣




仕事内容を教えると、４人とも凄い驚いて…




し｢ふぅん？｣


さ｢まぁ俺達には関係ないわな｣


せ｢せやね｣




…いなかった((
いやいや、もっと慌てろよ。




せ｢狩るっていったら死神やろ？
その死神ごときがAちゃんを守るセンラ達に勝てると思ってるんですかね？

斧を向けてきた途端に呪ったるわ((｣


し,さ｢｢そーだそーだ｣｣




う｢『………』｣




変なこと考えてた俺がバカに思えてきた…。

─３４→←─３２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す