門での出来事 ページ4
ﾌ「…此処だ」
私は今、大きな門の前に立っている。
そう、此処はBCソル。
スタジアムにいた女の子から、BCソルという名門のベイクラブが存在していて、
それがこの町にあるということを教えてもらった。
(よし…！)
ﾌ「す、すみません」
門「？ 何か？」
ﾌ「あ、えーと…あなたは？」
門2「ここの門番だが…」
ﾌ「その……BCソルに入団したいんですッ！」
い、いや…流石に直球過ぎた…。
緊張して会話もおかしいし…。
門2「そんないきなり言われてもなあ…」
門「お嬢さん、何か、書類とかは持ってるか？」
ﾌ「い、いえ…」
書類！？ な、なにそれ。
門「じゃあここを通すことは出来ないな」
門2「悪いが、帰ってくれ」
ﾃﾞ、ﾃﾞｽﾖﾈｰ！
でも、ここで諦めることなんて…！
？「ほっほっほ…」
ﾌ「？」
門番二人の向こうに突然現れる人影。
門「ゾロさん？ どうかしましたか」
ｿﾞ「ちょっと、いいかの」
ゾロと呼ばれたお爺さんが門番をかき分けて、近付いてくる。
そして私をじっと見つめて。
ｿﾞ「…ふむ。やはりのう」
ﾌ「えーと…？」
ｿﾞ「…お前さん、面白い瞳をしておる」
ﾌ「！？」
も、もしかして…私が人外だって、見切っていたり…！？
ｿﾞ「入団希望かの？」
ﾌ「あ…はい」
ｿﾞ「名前は」
ﾌ「フランドール、フランドール・スカーレットです」
ｿﾞ「フランドール、か。よし、わしがオーナーに話をつけて、入団テストを受けさせてもらえるよう、手配してあげよう」
ﾌ「ほ、ホントですか！」
門2「ゾロさん！そんなこと…」
ｿﾞ「わしから話せばクリスも頷いてくれるじゃろう」
ﾌ「あ、ありがとうございます…でも、どうして？」
ｿﾞ「うむ…」
嬉しいけど、何でだろう？
ｿﾞ「お前さんが面白そうだからじゃ」
ﾌ「？」
ｿﾞ「ほら、行くぞい。話をしたら、後は自分でなんとかせい！」
ﾌ「は、はい！」
こうして私は親切なお爺さんのおかげで、BCソルの門をくぐった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
BlueMoonsatellite(プロフ) - 大丈夫です！ (2018年8月25日 23時) (
レス) id: c76ac26cec (このIDを非表示/違反報告)
あまなっとー(プロフ) - それは良かったです！返信遅れてごめんなさい！気付かなくて…本当に申し訳ないです (2018年8月25日 23時) (レス) id: 2d81b33e2e (このIDを非表示/違反報告)
BlueMoonsatellite(プロフ) - いえいえ、とてもわかりやすかったです！ (2018年8月25日 22時) (レス) id: c76ac26cec (このIDを非表示/違反報告)
あまなっとー(プロフ) - 説明は以上です。分かりにくいですよね…。解決しないようであれば、また教えてください！長文失礼しました。 (2018年8月25日 22時) (レス) id: 2d81b33e2e (このIDを非表示/違反報告)
あまなっとー(プロフ) - BlueMoonsatelliteさん» そこを開くと、作品ページのカラーリングを選ぶところが表示されますよね？その、「カスタム」という所を開くと、先程長文を文字列コピーしたものを張り付けるところがありますので、そこに張り付けてください (2018年8月25日 22時) (レス) id: 2d81b33e2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
