誰でもいいから僕の日常を返しやがれください。［妖怪ウォッチ,シャドウサイド］ (ページ43)

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43.川に流されて＿ページ43

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A『そういえば…今月って、7月だったっけ？』

白虎「知らねぇけど多分、7月じゃないか？」

A『まじかー、この暑さに乗り切れるかな…』
今年は5月も暑かったし…

白虎「まぁ…頑張れ！」

A『出来る限り頑張る。』

多分無理だけど ←←←
特に熱中症とか熱中症とか熱中症とか。
全部熱中症やないかいって？
それぐらいしか思い浮かばないです。

白虎「おう！」

白虎「そういえば、ここら辺に川とか流れてんのか？」

A『ここら辺には無いけど、県内にはあるよ？』

A『そういえば、そこで私流されたんだよね…もう10年も経つのか……』

白虎「流されたのか…その話聞かせてくれるか？」

A『良いよ！…その時私は小学1年だったなぁ……_______

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A『あれって川だよね…』

知り合い「うん…焦げ茶色？だね…」

A『怖いね…離れよっか……』

そう言った時だった。
急に川の水が上がってきて、僕を飲み込んだ。

A『っ！きゃぁっ！！！』バシャッ！

知り合い「っ！Aちゃん！！」

知り合いの子が手を出してくれたけど
遅かった。

水は川の方に戻った……僕と共に。

A『っう！！』バシャバシャ！

知り合い「……！A…ん！」

知り合いの声もだんだんと遠くなっていった。

A『どこか…捕まるところ……』バシャ

すると急に、大きな丸太が上流から流れて来た。
僕はその丸太に捕まった…
って言うよりかは、丸太に体を乗せた
って言うのが正しいか。

A『ここは……？』

ようやく見渡す事が出来た…
ここは…林？？

どうやら結構遠くまで流されたようだ。

その時だった。

白蛇さんと亀さんが上流の方から流れて来たんだ。
どうやら捕まる場所も無いらしく。

白蛇さんは亀さんの甲羅に巻き付いていた…けど
それも精一杯って感じだった。
白蛇さんはとっても細長かった…
亀さんも甲羅の中顔を隠してた。

コツン…そういう音は一切聞こえなかったけど…
特に水の音だけだった。
亀さんの甲羅が丸太に当たった。

僕は思わず、亀さんの甲羅を掴み
亀さんと白蛇さんを引き上げた。

亀さんは何があったんだ、
というように隠していた顔を出した。
白蛇さんも甲羅を掴んだ僕の方を見た。

A『大丈夫…？じゃあ無いよね……』

A『とりあえず、丸太も危険だから…私の服の裾とかに捕まって！白蛇さんは、どこか私の首でもいいからどこかに巻き付いて！』