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それから回数を重ねて、少しずつ日本語が上手くなっていくイテヨン。
それと共に、私たちの間の会話も増えていった。
例えば、友達の話。友達のユタくんによって仕込まれた関西弁が面白くて、けど本人は意味分からないで使っていたらしい。
TY「ユタに聞いてみたよ、今度はきのこも買ってきてって。そしたら買ってたけど、帰りの飛行機で食べちゃったんだって」
『ははっ、ユタくんは自由なんだね』
TY「そうなんだ、ユタの自由なところは僕の憧れる所でもある」
『その髪色で言うかな…笑』
後、イテヨンの本当の姿も知ることが出来た。
TY「…僕は、本当に冴えないから、笑」
『え、？』
TY「Aさんに申し訳ないくらいだよ、僕なんかと話すなんて嫌だろうに」
『…いや、全然嫌じゃないよ、むしろ楽しいのに…？』
その見た目と反して、中身は謙虚で内向的な少年。
イテヨンは何故か私に教えてくれた。中学生の頃、いじめられてたんだって。そしてそれを助けてくれたのが、日本から来たばかりのユタくんだった、と。
TY「異国の地から来て不安だろうに、それなのに僕を助けてくれた。その勇気と、その背中が本当にかっこよくて、眩しかった」
TY「僕もそんな自信と勇気を持ちたくて、髪を染めたり、ピアスを開けて自分の殻を破ってみたかった」
それは思ったより難しかったけど、と話すイテヨンは、とても小さく見えて。
こんな人のことを怖いってみんな思ってるんだな、全然彼は怖くない、綺麗なのに。
『…無理に殻を破る必要無いんじゃないかな』
TY「…え、？」
『自分を好きになれたら、それでいいんじゃないかな…いじめられそうになったら、私が守る。私は、イテヨンを冴えないやつだなんて思わないし、綺麗だと思うよ』
夕日が照らす中、イテヨンの涙は綺麗に輝いた。
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ちょんぽむ(プロフ) - cookyさん» ありがとうございます！数年後…って言うほどでもないんですけど、ウィンウィンとのお話書いたので是非…🥹💚 (10月17日 18時) (
レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 那鶴さん» ありがとうございます！ウィンウィン公開したので是非…🐣🌷 (10月17日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - りりさん» ジェヒョンくんお待たせしました🥹💕 (9月28日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - Jiaさん» コメントありがとうございます！是非楽しんでください🥹🍑 (9月28日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - ゆさん» コメントありがとうございます！ジェヒョンさん楽しんでくださいませ…🍑 (9月28日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2022年10月2日 16時
