４人の鬼さん達に買われまして【浦.島.坂田.船】

鬼が６体 ページ6

体に違和感を感じ、目を覚ますと見慣れない天井が。……さっき何があったんだっけ…




『い…った…ッ』




肩と腕に激痛が走り、痛いにも関わらず飛び起きてまたもや激痛が走った。見てみると、二カ所に包帯が巻かれていることに気づく。




『誰が…』




っていうか服の下に巻かれてるし脱がされ、た…？お婆ちゃん！ヘルプミー！((

すると、ドアが開いて桶を持ったうらたさんとセンラさんが部屋に入った。




う｢あぁ、起きたか。まだ痛むだろ？｣




『えっと、はい…。』




せ｢まったくあの２人は…。ごめんなぁ、あの２人が。殴っといたから安心しぃ？｣




なぐ、殴った…？……センラさん怖ぇ…((




う｢あ、包帯を巻いたのはやまだだから安心しろ。俺達は見てねぇし｣


せ｢けっ((｣




え、やまだちゃん凄っ。『ありがとう』と言いながら近くに寝っ転がっているやまだちゃんのお腹を撫でると、気持ちよさそうに目を瞑った。




う｢今更なんだが俺達について質問とかあるなら答える。と言っても、何処まで知ってるかわからねぇからこっちから質問する。｣




『あっ、はい。どうぞ？』




うらたさんに聞かれたのは、この城についてのことだった。

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