４人の鬼さん達に買われまして【浦.島.坂田.船】

鬼が１４体 ページ14

もし目が覚めたとき、めっちゃ顔が整った人の顔が近くにあったらどうしますか。私？私は…




『()』




無言で拝む！！！！((
だってイケメンだよ？拝むしかなくない？((

そういえば昨日寝ちゃって…。あれ？自分で髪の毛乾かしてないような…もしかして乾かしてくれたのは、運んでくれて目の前で寝ているうらたさんでは？？はい、拝む((




う｢…ん。朝から何やってんだよ…｣




『え、いや。なんでもないです』




う｢首見せて｣




腕が伸びてきたと思ったら、首に巻いてある包帯をくるくると取ってじーっと見てきた。おぉ？傷跡残ってます？




う｢ん、綺麗に消えてるな。体、大丈夫か？
昨日の夜、３週間分吸っちまったんだけど｣




『さ…っ！？んﾞん、大丈夫ですよ、全然。』




３週間分〜！？まぁ、あれで１日分とかだとはぁ〜！？ってなるけど、３週間分って…なが！？




う｢うし、じゃあ飯食いに行くか。
気分悪いんならまた飯持ってくれけど…｣




『もう大丈夫です！元気です！』




布団から起き上がると、うらたさんはきょとんっとしてふっと笑った。い、イケメンだぁっ




う｢この城、地味にデケぇから迷うなよ｣




『はい』




まぁ、最低限の場所は把握してるし大丈夫だろうとうらたさんのあとに続いてリビングに入る。




せ｢あ、おはよー。はい、朝ご飯｣




『ありがとうございます』




今日も美味しそうだな〜。センラさんからご飯を受け取っていただきますをして食べ始める。ほらーっ、美味しい！さいっこう！




さ｢今日もＢ？｣




せ｢んー、昨日の夜と同じでいいならＯやな｣


さ｢Ｏやだ。マズい。Ｂもやだ。飽きた｣


し｢文句が多いやつやなぁ｣




Ｂ？Ｏ？確か昨日の夜もそれっぽいの言ってたなぁ。輸血パック飲んでたし血液型とか？

もぐもぐと食べていると、志麻さんに｢Aって血液型ＡＢやろ？｣と言われた。…なぜ知っている




『そうですけど…』




せ｢え、AちゃんＡＢなん？｣




『そうですけど…』




初めて二言続けてそうですけど…って言ったよ((
なんとＡＢは人気の味らしい。と言っても、人の体臭とかでも決まるとか…。私今、ご飯中なんですけど((




う｢俺と坂田がＡが好きで、志麻とセンラがＢが好きなんだよ。ＡＢとはちょっと違うけど一寸似てるし誰でもいける味だな｣




……聞きたくなかったよ((

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