20話 ページ22
あ)「Aちゃん、ふっか〜つ！」
咲)「Aちゃん！もう大丈夫なの？」
あ)「まーねん」
シ)「A、目の下に熊住んデルヨ！」
綴)「熊じゃなくて、くま。住んでないから」
至)「じゃ、今日の夜から参加ね」
あ)「えー」
昨日、まっすーに言われた言葉が、胸を温かくした。
”あんたの芝居がみたい”
それだけで、また。
頑張ろうと思えた。
今は。
”芝居をするため”じゃなくて。
いつか、”十ちゃんと一緒に舞台に立つため”に勉強しよう。
その時に、十ちゃんに負けないように。
皆も、雄三さんに言われたからか、何となく雰囲気が柔らかくなった。
ただやるだけ、じゃなくて、相手の事も考えながら出来るようになってる。
監)「みんな、集まって」
いづみたんは、私が引きこもってた間に、専用のメニューを組んだらしい。
あ)「わ、すごーい！」
ビッシリ書き込まれてて、分かりやすかった。
至)「…基礎練？」
たるたるのには、”基礎練”とだけ書いてあった。
…確かに、たるたるはゲーム第一だから、芝居は疎かになるよねー
あ)「んー、それなら手伝って上げれるよ〜？」
至)「あー、うん。考えとく」
ゲームの話なら、即答なのに。
…ま、これが芝居とゲームが逆なら、私も納得出来るんだけどね〜。
監)「じゃあ、明日から頑張ろうね！」
いつも通り解散し、私はたるたるについていく。
それはいつもの事だから、たるたるも何も言わない。
あ)「…何か、考えてる感じー？」
至)「何で？」
あ)「ミス」
そう指摘すると、顔を歪めた。
至)「…別に。…はぁ。今日はもうやめる。寝るから」
寝るから、帰れってか。
…勝手だなぁ。
あ)「ん〜。おやすみー」
至)「ん」
たるたるが、ゲームを中断するまで考え事、ね。
案外、雄三さん効果がでてる、とか？
…まぁ、いいや。
もう一回、DVDでも見直そ。
あ)「…やば、寝坊だ」
起きれば、稽古の時間だった。
誰も起こしてくれなかった…わけではないね、うん。
部屋に、”起きなかったので、先行くね”との書き置きがあった。
…そんな、爆睡してたっけ。
一つ伸びをし、着替える。
あ)「おっはよー…あり？誰？その子」
稽古場にはいれば、見たこともない可愛い子と男の1人がいた
監)「あ、やっと起きた？紹介するね！この子は衣装係の瑠璃川幸くんだよ！」
男の子、ね
にしても、可愛い
あ)「へ〜ゆきっぺ、よろしくね〜」
幸)「げ、何そのダサいあだ名。やめてよね」
あ)「そー？んーじゃあ、幸で」
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夢花 (仮垢) - またまたすみません、8話のとこ、「一様」じゃなくて「一応(いちおう)」ですぞ〜…こーゆーのって結構気になっちゃう性格でして(;´∀`) (2019年1月28日 19時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - 7話の所、「どこかえ」ではなく「どこかへ」ですよ〜。その他所々脱字があるので、一度確認するのをおすすめします。こーゆーテンションの夢主ちゃん好きよ← (2019年1月28日 19時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーこ | 作成日時：2017年3月2日 14時
