23話 ページ24
「お、お、お前！」
あ)「あちゃー…」
「こ、今度は、…にににがさねぇからな」
見つけられた。
あの、ボードを持った少年に。
いや、いっそ知らないふりとか？
あ)「お客様、店内では他のお客様がいらっしゃるため、大声での話し声はおやめください」
「わ、わるかった。…って、いねーじゃねーかよ！」
明)「お客希望なら、ここにいますけどなぁ」
「いや、働けよ」
明)「はぁ。家帰ってはよう寝たいわ」
あ)「わかるー。出来ることなら働きたくない。あ、交代します？」
「するわけないだろ！…っち。あー！調子狂うな」
ボード少年は、頭をぽりぽりかく。
どうしたもんかと考えてるみたいだ。
彼が考えてる間。
私と明石はカウンターの下で、押し合いをしていた。
これはけしてイチャイチャとか、遊びではない。
お前が追い出せよ、の押し合いである。
最初は優しかった小競り合いも、だんだんと力が強くなってく。
いてっ。…力強いなぁこいつ！
明)「…自分、品出し行こう思いますわ」
あ)「明石はやらなくていいよ！働きたくないでしょ？？私がやってあげる！」
明)「いった…いや、主にそないなことさせられまへんわ」
あ)「いてっ…いやいや、主だからこそだよ！」
どっちも逃げ出したいばっかだから。
働きたくない2人は、必死だ。
そんな事をしてたら。
バンっとカウンターを叩かれた。
「…邪魔して悪かったな」
音にびっくりして明石にくっついたら。
ボードの彼は意味不明な事を言った。
そしてそのまま帰っていった。
あ)「あ、ありがとうございました…？」
明)「なんです？あの少年」
あ)「…さぁ？」
明)「で、主はん。いつ退いてくれはります？」
あ)「うげ」
明)「今のは傷つきましたわ〜。…帰ってええでっしゃろか？」
あ)「働けよ」
その後もサボりたい帰りたい明石にムチを打ち、馬車馬のごとく働かせた。
と、いいたいが。
馬車馬になるよりも、人が来なかった。
全く、全然。
え、大丈夫？
あ)「いらっしゃいませ」
次の日。
昼頃から、明石と仲良く出勤。
何十年前？って言いたくなるような冷やかしを、店長にされた
…ジェネレーションギャップ
十)「おや？おやおやおや？やあ、奇遇だねぇ」
あ)「…ありがとうございましたー」
十)「酷いなぁ。あ、俺の事覚えてる？」
あ)「十束さん」
十)「あはは。嬉しいな」
何が奇遇だ
どうせ昨日のボード少年にでも聞いたんでしょ
十)「本当はね、八田から聞いたんだ」
知ってるよ
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なーこ(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます！ ゆっくり更新かもしれませんが、頑張ります！ (2018年7月22日 16時) (
レス) id: bce89ec21f (このIDを非表示/違反報告)
なーこ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！ 最近アニメKにハマったので、違ってたりするかもしれませんが、頑張ります！ (2018年7月22日 16時) (レス) id: bce89ec21f (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - アニメKに刀剣乱舞作品大好きで嬉しいです！！夢主達の今後の展開が凄く楽しみです。更新頑張って下さい。 (2018年7月22日 15時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く面白かったです!刀剣乱舞とアニメKは、どちらも凄く大好きで続きが楽しみです。これからも無理せず更新頑張ってください。 (2018年7月22日 15時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーこ | 作成日時：2018年7月17日 21時
