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13話 ページ14

3人で、60巻食べた。
私、7巻。

厚くん、18巻。
国広くん…35巻。

その細い体の何処にはいるんだよ。

山)「いいだろ!腹が減ってたんだ!」

あ)「まぁいいよ。美味しかった?」

厚)「あぁ!すっげぇ、美味しかった!」

山)「ふん。まぁまぁな味だ」

あ)「ふざけんな!」

ぎゃーぎゃー騒いでたら、お店の人に怒られた。
仕方ないから、支払いを済ませて出る。


「…何だ、あの食べっぷり。…釜本かよ」



あ)「よし、大学に戻るかー」

厚)「俺達はどうすればいいんだ?」

あ)「忘れてた」

山)「無責任な奴め」

あ)「国広?なんか言った?」

山)「低脳だと言ったんだ!」

あ)「言葉変わってんじゃねーか!!」

厚)「やーめーろー!大将、大人げないぞ!山姥切、大将に向かって酷いこと言っちゃダメだ」

あ)「厚ぃ、ごめんよぉ」

山)「…気をつける」

国広は帽子を深く被り、プイッと外を向いた。
厚と私は、喋りながら歩く。

突如、大きな音がした。
それから、赤と青がチラつく。

頭上には、大きなダモクレスの剣。

「にゃぁ」

近くにいたネコが、何処かに逃げてしまった。
動物も逃げるんだ。

人間だって逃げたくなるよ。

厚)「なんだ?」

あ)「あー、この世界の"王"とその仲間…"クランズマン"達が戦ってるんだよ」

山)「へぇ、王なんているんだな」

あ)「ほら、たまに赤い炎と青い結晶のようなものが見えるでしょ?あれが、異能力を手に入れた証拠」

その近くを、青服達が囲む。
これ以上近づいたら、危険だと言う証拠だ。

あ)「ほら、行くよー」

「あがぁあああぐぎぁぁ」

厚)「あれは…」

山)「…っち。行くぞ!」

あ)「ちょっと!…ああ!タイミング悪いなぁ!」

いきなり現れた歴史修正主義者に、一般人も、青服も、混乱してる。
何かの撮影だとも、赤と青の仕業だとも、他の王とも言っている。

そのまま、勘違いしてほしい。

「あぁ、君達!」

あ)「すみません!」

「君も!はいちゃだめだ!戻って!こら!」

注意する声を振り切り、彼らの後ろを追う。
奴らがいる場所は、丁度王とそのクランズマン達がやり合ってる場所だった。

「なんなんだあれは!」

「幻覚…でしょうか」

「えらいもん見せてもらってますわ」

「総員、固まれ!」

「…尊」

「…はぁ。美咲との邪魔が入った」

こんな間近で見たことがない彼らに、気圧される。
が。

今はそんな事言ってられない。

「あ、あの女…!」

厚)「大将!」

あ)「行って!」

山)「…斬る」

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なーこ(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます! ゆっくり更新かもしれませんが、頑張ります! (2018年7月22日 16時) (レス) id: bce89ec21f (このIDを非表示/違反報告)
なーこ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます! 最近アニメKにハマったので、違ってたりするかもしれませんが、頑張ります! (2018年7月22日 16時) (レス) id: bce89ec21f (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - アニメKに刀剣乱舞作品大好きで嬉しいです!!夢主達の今後の展開が凄く楽しみです。更新頑張って下さい。 (2018年7月22日 15時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く面白かったです!刀剣乱舞とアニメKは、どちらも凄く大好きで続きが楽しみです。これからも無理せず更新頑張ってください。 (2018年7月22日 15時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なーこ | 作成日時:2018年7月17日 21時

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