目隠しの秘密 ページ34
「クー…」
『…ゾロ？』
今日もサニーでゾロとお昼寝をしていたA
今回はAのほうが早くに目が覚めた
『…』
シュル
Aは好奇心からゾロが起きないように彼がいつも付けている黒のバンダナをほどく
それを自身の頭に巻き付ける
『…お、大きい』
ゾロと身長差があるAにとってはバンダナのサイズもかなり大きい物だった
頑張ってきつく縛るも、大きすぎて目が隠れてしまう
『わ、わわ！』
「…ククッ笑」
『ゾロ？』
するといつの間にか起きていたゾロ
Aの姿を見て笑い出す
「ブカブカじゃねーか」
『…』
「ハハッ笑」
ゾロはそんなAが可愛くて仕方なかった
起きたら好きな子が自分のものを身につけているというシチュエーションに彼もキュンとしていた
『…へ、変？』
「いや、むしろかわいい」
『ふへへ』
ふわふわ笑う彼女にまたもゾロは胸がときめいた
「…俺が結んでやる」
『ほんと！？』
ゾロの提案に嬉しくてバンダナを差し出す
『ふふっ』
「…できた」
きゅっと結んであげるゾロ
『えへへ、ゾロとお揃い！』
「…」
ぎゅっ
『え！？』
しかし急にゾロはバンダナでAの目を隠す
すると…
チュッ
『…へ？』
「ッ…」
唇に違和感を覚えてバンダナをあげると視界には耳まで真っ赤なゾロがいた
『ゾ、ゾロ？』
「…なんだよ」
『い、今、何したの？』
「…」
『…ゾロ』
「ッ…だあぁっ！クソッ！」
ギュー
『わっ！』
ガバッとAに抱きつくゾロ
普段ベッタリとお互いくっついているものの慣れないことをしたゾロと、何をされたかゆっくりと理解していくA
お互い顔が真っ赤に染まっていた
「…お前がかわいすぎんのが悪ぃ」
『え〜』
なんやかんやどちらも満更ではなかった
「惚れた女があんな可愛い姿見せてんだ、むしろあれでとどまったのを褒めてもらいてーくれーだ！」
と、のちにゾロが語った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1185人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒナ - 私はゾロ推しで、いつもこの作品を楽しませていただいてます。もし良ければなのですが、ゾロと夢主の中身が入れ替わる話をお願いします！これからも無理せず更新頑張っていただけたら幸いです。応援しています！！ (2023年2月28日 21時) (
レス) id: b85834733d (このIDを非表示/違反報告)
フォーラ - 最高です！！ありがとうございました！気長に更新楽しみにしてます！ (2023年1月23日 23時) (レス) id: ba90440858 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - フォーラさん» 下手くそですみません！がんばらせていただきました！ (2023年1月23日 18時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
フォーラ - はじめましてコメント失礼します。リクエストなのですが、ゾロと夢主がひたっすらにイチャイチャしているお話が見たいです！ゆっくりで大丈夫なのでお願いします！ (2023年1月22日 20時) (レス) @page38 id: ba90440858 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - 葵さん» きましたー！笑 (2023年1月19日 21時) (レス) @page35 id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2022年11月9日 0時
