Secret Life (ページ12)

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ー次の日ー
今日は、みんな別々の仕事でバラバラ。
北斗は、雑誌の撮影。
大我は、ミュージカルの稽古。
私も、雑誌の撮影。
今日は、大我が1番最初に出ていく。
いつも通り決まりを交わして大我が家を出た。
北斗は、昼からだからまだ3時間は空き時間。
なんか、今日の北斗は心なしか顔が赤いような気がする。

菜々「北斗、顔赤いよ？しんどくない？」

北斗「大丈夫だよ、菜々ちゃん」

あっ！北斗が私のこと『ちゃん』付けした

北斗がちゃん付けする時は体調が悪い時。

菜々「北斗、今日の仕事休もっか」

北斗「休まない、何もないよ」

菜々「体調悪いんでしょ？」

北斗「悪くない、仕事行く」

菜々「ダメ！ほらおいで」

体温計で熱を測ってみると案の定37.8°。

菜々「マネージャーに連絡しとくから寝室で休んでな」

北斗「ありがとう」

とりあえず、すぐにマネージャーに連絡する。

菜々「今日、北斗が体調崩しちゃったみたいで今看病しに家に来てるんです」

菜々「今日は、北斗動けそうにないのでお仕事お休みさせてもらってもいいですか？」

マネ「分かりました。菜々さんも一緒にお休みされますか？」

菜々「できれば、お願いしたいです」

マネ「了解です、とりあえずスケジュールを組み直すのでもう一度連絡しますね」

菜々「わかりました」

とりあえず仕事は休むことができた。
ただ、北斗が食べれるような物がない。
私が、買いに行ってもいいんだけど家を開けるとなると話は別だよね。
大我が15時に稽古が終わるから大我に頼もうかな。

菜々(今日、北斗が体調崩しちゃって仕事休んだの)

菜々(だから、仕事が終わったらゼリーとかスポーツドリンクとかを買ってきて欲しい)

これを送って15分後には返信が来た。

大我(北斗は大丈夫なの？)

大我(分かった、出来るだけ早く帰る)

菜々(ありがとう)

これで、北斗にご飯を食べさせる事ができる。
少しは安心だな。
お昼は、北斗の好きな温かいうどんでも作ろうかな。
もう、お昼の時間だしちょうどいい。
私は、卵の少し優しめな味のうどんを作った。