Secret Life (ページ11)

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#11 ページ11

いつもと変わらない平和な毎日が送れているのは菜々のおかげだ。
俺と北斗の関係が菜々にバレる前に俺と北斗は一緒に住まないかっていう話をしてた。
別に週刊誌に撮られてもメンバーだからいけると思った。
でも、北斗はそう簡単にはうんとは言わなかった。
きっと、一緒に良すぎて関係が壊れることを恐れていたのだろう。
でも、菜々に関係がバレてから俺たちには新しい恋心が生まれた。
お互いが菜々のことを必要とするようになった。
だから、北斗にあることを提案した。

大我「北斗、俺と住むことに抵抗がある？」

北斗「抵抗はない、でも一緒に良すぎてもいけないと思うんだ」

大我「だったら、菜々と俺と北斗で住めばいいと思わない？」

大我「菜々は俺たちの関係を知ってくれてるし支えてくれると思う」

大我「それに俺は、北斗と同じくらい菜々が好きなんだ」

北斗「俺も、菜々の事好きだよ、でも、大我の事も好き」

大我「なら、菜々に言ってみる価値はあると思う」

北斗「そうだね」

俺たちは、お互いの気持ちを確認し菜々に話を切り出した。
菜々は、すぐにうんと言ってくれた。
私が、2人の役に立てるのであれば何でも協力するとまで言ってくれた。
だから、何があっても菜々を守る。
そう2人で決めたんだ。

大我「ねぇ、菜々」

菜々「どうしたの？」

北斗「俺らと結婚しよう」

菜々「もちろん、喜んで」

形式的には結婚はできない。
でも、結婚という形で俺らは一緒にいることを選んだ。
こうして、今の幸せがあるんだ。