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久しぶりに時間を気にせずぐっすり眠った。
アラームに起こしてもらうのではなく、カーテンから射す光で目が覚めた。
それでもまだ布団にいたい、寒くてまだ寝てようかな、なんて思う。
週末は毎週大貴くんと寝てたから1人でゆっくり寝てることがなくて。
携帯を見ると沢山の着信が残されていた。
LINEもきてるみたい。でも怖いから見ない、もうスマホなんてなくなればいいのに。
便利すぎて私にはいらない。
相手の表情はわからないし、
感情の分からない文章を見るのが怖かった。
スマホをベッドの下に放り投げる
まだまだ眠くて。もう一眠り、、
夢なんてみなくて、深い眠りについていた。
次目が覚めたのは物音がしたから。
ガチャ、と玄関が開くのがわかる。
誰、、？
誰ってわかってるけどさ。
付き合い始めてすぐに交換した合鍵で入ってきたんだね。
寝たふりでもしてみようかな。
歩いて近づいてくるのがわかる
足音でもうわかるよ。
・・・大貴くん、
有岡「A・・・」
まだまだ目は開けたくなくて。
近づいて手を握られるのがわかる
体の右半分が沈んだから大貴くんがそこでしゃがんでる。
有岡「A、ごめん、」
その手は冷たくて、手を握られただけなのに
喉の奥がぎゅっと熱くなって。
昨日あんなに泣いたのにまだ涙が溢れてくる。
大好きな声が私を呼んで、大好きな手が私の手を握ってる。
大好きな大貴くんがここにいる。
泣くな、泣くな。
大貴くんがきたら怒ってやるって決めたんだ。
彼女いないんでしょって責めて、
看護師とどういう関係なのかって問い詰めるって決めたんだ。
連絡もしてくれなくて、どういうつもりなんだって怒るって決めてた、
のに・・・
有岡「A、起きてるんでしょ、」
そう言いながら私の涙を冷たい指で拭う大貴くん
その声は震えていた
有岡「ごめんね、オムライス。美味しかっ、」
私の手の甲をおでこにくっつけて、泣いてる？
私の涙も限界に来ていて目を開けると目を真っ赤にしている大貴くんと目があった。
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いく(プロフ) - 楽しいお話、ありがとうございます。新作も楽しみにしてます！ (2019年10月8日 20時) (
レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
けいとる - 最後までキュンキュンがとまりませんでした！先輩と後輩お疲れ様でした！新作待ってます！ (2019年10月8日 17時) (レス) id: 28ae4d748b (このIDを非表示/違反報告)
あすみー(プロフ) - すごく面白くて何回も読んじゃいます。この作品大好きになりました。これからも頑張ってください!!! (2019年9月4日 20時) (レス) id: 070699b59e (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます！パパママ編もこちらで読みたいです！ (2019年8月21日 0時) (レス) id: 725a6d5822 (このIDを非表示/違反報告)
涼菜(プロフ) - わかりました！ありがとうございます！ (2019年8月6日 20時) (レス) id: 87395c27ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：naa
| 作成日時：2019年5月31日 12時
