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あれ、翔北って大貴くんが今行ってるところだ。




少し嬉しくなりながらも昼間の出来事を思い出しては心が少し曇る感じもしたけど、、




仕事中だししっかりしなきゃ。




そう思って注文されたチューブを持って医局へと向かった。




「名取先生、お世話になっております。近藤医療機器メーカーの三崎です。注文されたチューブお持ちしました」




気だるそうに振り向いた先生は相変わらず携帯をいじりながらちらっとこっちを見ただけで目線はそらされる




名取「ありがとうございます。さっきいましたよ、君の彼氏」




「えっ、」




この人に付き合ってるなんて一言も言ったことないのに、




名取「その辺にまだいるんじゃないかな」




昼間のことを謝りたくて、仕事中だとわかっていながらもキョロキョロと探してしまっていた。




ICUの近くで楽しそうな笑い声が聞こえてきて。




看護師「有岡さんいつになったらご飯連れてってくれるんですか?」




看護師「前はよく誘ったら来てくれてたのに。付き合い悪くなってません?」




大貴「そんなことないですよ。前と変わりませんよ、」




はは、って笑ってる大貴くん




看護師「わかった。彼女できたとか?」




なんて返事するんだろう、












大貴「・・・いませんよ。」




うそ、だ。




ここにいるじゃん、私が、




大貴くんは私の存在に気づいてないんだろうけど




それは仕方ないんだけど・・・




今までもそうやっていないって言ってきたのかな。




彼女は私、とは言わなくてもいるよぐらい言えばいいのに。




あきらかに気があるじゃん、あの看護師は




気を抜いたら涙が出そうで、どうしよう。




もう帰らなきゃ、




楽しそうに話しをしてる大貴くんに背を向けた。









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いく(プロフ) - 楽しいお話、ありがとうございます。新作も楽しみにしてます! (2019年10月8日 20時) (レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
けいとる - 最後までキュンキュンがとまりませんでした!先輩と後輩お疲れ様でした!新作待ってます! (2019年10月8日 17時) (レス) id: 28ae4d748b (このIDを非表示/違反報告)
あすみー(プロフ) - すごく面白くて何回も読んじゃいます。この作品大好きになりました。これからも頑張ってください!!! (2019年9月4日 20時) (レス) id: 070699b59e (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます!パパママ編もこちらで読みたいです! (2019年8月21日 0時) (レス) id: 725a6d5822 (このIDを非表示/違反報告)
涼菜(プロフ) - わかりました!ありがとうございます! (2019年8月6日 20時) (レス) id: 87395c27ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:naa | 作成日時:2019年5月31日 12時

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