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「Aの衣装はメイド服に、チャイナドレスに、ウェディングドレスに…」
「花火師ですよ？ズボンがスカートになるとか、法被が変わるとかそういう程度だと思いますよ」
「はっ…！こういう時の天眼か…！」
「いや、使い時を間違ってますね」
何故か部屋に帰ったらイライさんがいて、イライさんの胡座の上に座らせられ、
お腹に腕をまかれ、ホールドを築かれてしまった。
いや、イライさんは軽いけども、気持ち的には重いというか…。
それにしてもイライさんほっそいなぁー。
「イライさん、ちゃんとご飯食べてます？」
「三度の飯よりAが好き」
「あー…、食べてるんですね。安心しました。」
イライさんのローブの下は、ローブと同じ色のズボンとVシャツを着ていて、
今はローブを抜いている状態だ。
因みに、イライさんはハンターの黄衣の王、ハスターさんの信者だ。
私の次にハスター様が好きとかいって、対戦中は私を追っていたけど、
ハンターがハスターさんの時は暗号解読後ハスターさんの元に走っていっている。
でも、私に軽く依存してなければ、チェイス強いし、天眼も凄いし、
かっこいいのになぁ。
「イライさん、私じゃ勿体無いですよ」
「ん？というと？」
「かっこいいのに、私なんかを好きじゃあ勿体無いってことです。
イライさん婚約者もいますし、私を相手にしなくてもいいんじゃないですか」
私がそういうと、イライさんの腕の力が強まった。
「いいや、Aは可愛い。「なんか」じゃない。他のみんなが可愛いって認めないのも、
衣装のせいだから、新衣装が出たらきっとAも取り合われるほど可愛いって絶賛されるからな」
「うぐっ、イライさんっ、腕ゆるめてっ」
私が抵抗した末、力つきると、イライさんに心配された。
「わぁ、A、顔苦しそうだね…。どうしたんだい？」
「い、イライさんのせいです…」
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作成日時：2019年8月6日 22時
