どうしたらいいですか？ ページ38
夜中２：００
宿舎のリビング
僕とユンギヒョンは異様な雰囲気に
包まれていた
そんな僕らに一番はじめに声を
かけてくれたのは我らがリーダー
レプモンヒョンだった
「おまえら二人どうした。」
その一言に騒がしい部屋が
ピシャリと静まる
ヌナを助けたい。
その一心だった僕ら2人
「じつは..」
なかなか口を開けずにいた僕を見かねて
ヒョンが先に話始めてくれた
ありがとう、ヒョン。
さっきまでふざけていたテヒョナも
牛乳の入ったコップを握りしめたままのグクも
肘をつき相づちをうつジンヒョンも
身体を前のめりにするホプヒョンも
険しい表情のレプモンヒョンも
みんな僕らの話を真面目に聞いてくれた。
ありがとう。みんな。
「..そういう事だから」
話しおわった時
どういう訳か
自分の事ではないのに、
ヌナの事なのに
僕が泣いていた
いや、メンバー全員が。
１番 辛くて、泣きたいのは
Aヌナだよね？
きっと僕ら
本気でヌナを助けたいって思ってるみたいだ
偽善者
そう思われてもいい。
それでもヌナの力になれるなら...
「もしも、今話してくれた事が本当ならば僕は何でもするよ。ヌナが苦しいのは嫌だ。」
いつになく真剣になるテヒョナに
全員が頷いたんだ
「あ〜ほんと。今日も笑顔だったのにA。あ〜ほんと」
いつも明るいポプヒョン。
涙を流すときは
人が悲しんでいる時だって知ってるよ
僕らには何が出来ますか？
僕らでいいですか？
僕らに守らせてもらえますか？
Aヌナ..今泣いてませんか？
メンバー全員
視点はうつろで
そんな中テーブルで小さく光る
レプモンヒョンの携帯。
電話
そんなのは珍しかった。
だって今は夜中の２：００
皆の視線がいっせいに携帯へと向けられた
「..マネージャーヒョンからだ」
ゆっくりと手にとるヒョン
珍しいにも程がある。
スケジュールにしても
前日にすら予定なんて
聞かされないのが普通だ
こんな時に ... 何だろう。
「..何だろう..」
様子がおかしい
嵐の前の
静けさとでもいおうか。
「ええ、..あ、はい。わかりました ..」
携帯を耳から離したヒョンの顔は
明らかに青ざめて見えた
だらんと項垂れた腕
「..ヒョン？」
「おい、ナムジュニ..」
時計の秒針の音だけが
響きわたっていたんだ。
「Aが..救急車で運ばれたって...」
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まかろん(プロフ) - ﾇﾅさん» 少し変わったお話ですが！リクエストのお陰でストーリーの幅がひろがりました！ (2014年6月28日 2時) (
レス) id: 0522f7ff95 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - なつじんさん» ありがとうございます（＾＿＾）！グクのお話無事完結しました！ (2014年6月28日 2時) (レス) id: 0522f7ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ﾇﾅ - ｼﾞﾐﾝちゃんのﾇﾅ嬉しいーー(*^^*)更新たのしみです♪ありがとうございます！ (2014年6月27日 8時) (レス) id: 94cddae186 (このIDを非表示/違反報告)
なつじん - ぐく ( ´Д` ) 泣きすぎて呼吸が ....。続き期待してます！ (2014年6月25日 8時) (レス) id: 75868ca315 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - アミさん» グクのお話、なんか思ったより切なくなってしまいました。鼻血 (2014年6月23日 23時) (レス) id: 0522f7ff95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん | 作成日時：2014年6月11日 11時
