【8】５：００ ページ33
朝５：００
僕たちはソウル郊外のスタジオにいた
今日はMV撮影初日
楽屋ではせわしく声が飛び交い
緊迫した雰囲気が漂っている
なのにこいつといったら...
「ジミナ〜ジミナ〜^^ニヒヒ」
遊ぼうと言わんばかりに
腕をひっぱるテヒョナんだ
ダンスの確認をしてるっていうのに
しょうがない。笑
こんなの今に始まったことじゃない
そういう奴
結局１人で携帯をマイクにしてソファーの上で
先輩の曲を歌いだすアイツは
もう４次元どころの騒ぎでないよ
「おい、テヒョン、メイク」
「イヘヘヘ、イエ〜^^」
スキップしながら
鏡の前まで移動するテヒョンに
笑いのツボは完全にもってかれてしまった
本日も 僕らは通常運転です。
身体に残る眠気と闘いながら
自分１人ソファに深く座った
「ジミニヒョン！みてください！これ！」
「ん？」
すぐ横で嬉しそうにニコニコしてるジョングク
これこれ、と
指差すのは衣装
「今日の僕 いつも以上に格好いいでしょ？！」
早くメイクを済ませたグクは
誰よりも先に衣装を着せてもらったみたいだ
ご満悦な様子
「ヌナ、最高です！ほんとに！いいセンスです！ハハッ！」
親指を立てながら
笑顔を向ける相手は
僕らバンタンのスタイリスト
小柄で、目がクリクリしてて、
なんというか..例えるならば..
まるでヒヨコのような...。
そんな
ひとつ年上のAヌナ。
「さすが私！^^」
そう言ってみせる笑顔が
僕らのオアシス。笑
「ヤァァ！チョンジョングク、かっこいい！いかしてるじゃん？」
「でしょ？ヌナの力！」
Aヌナは
とっつきやすい性格で
話しやすくて、ノリも良し
他のスタッフさんやメイクさんも
それに加えてPDニムも
マネージャーヒョンまで
Aヌナの実力や性格を認めてる程なんだから。笑
と思ってたら、あれ
あと一時間しかないじゃん。
時間は知らない内に迫っていた。
そろそろ仕上げの準備をしないとね
長い１日が始まるのだから
「..いや、え。おまえ。ちょい、どいて」
「あ、ごめん」
この時話しかけられて
やっと気づくぐらいボーッとしていたらしい
そんな僕をみてジンヒョンなんて
「どうせ、明日の天気とか考えてたんだろ」なんて言う始末
「ジミナ！妄想タイム...？」
テヒョンの言葉に呆れて何もいえないけど。笑
でも何を考えてたか言ったら
みんな唖然としてしまうだろうな...
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まかろん(プロフ) - ﾇﾅさん» 少し変わったお話ですが！リクエストのお陰でストーリーの幅がひろがりました！ (2014年6月28日 2時) (
レス) id: 0522f7ff95 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - なつじんさん» ありがとうございます（＾＿＾）！グクのお話無事完結しました！ (2014年6月28日 2時) (レス) id: 0522f7ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ﾇﾅ - ｼﾞﾐﾝちゃんのﾇﾅ嬉しいーー(*^^*)更新たのしみです♪ありがとうございます！ (2014年6月27日 8時) (レス) id: 94cddae186 (このIDを非表示/違反報告)
なつじん - ぐく ( ´Д` ) 泣きすぎて呼吸が ....。続き期待してます！ (2014年6月25日 8時) (レス) id: 75868ca315 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - アミさん» グクのお話、なんか思ったより切なくなってしまいました。鼻血 (2014年6月23日 23時) (レス) id: 0522f7ff95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん | 作成日時：2014年6月11日 11時
