∞のお嬢〜１５〜

Ｎｏ．５３９ ページ19

大倉side



ｷﾞｭｰ

貴「んー･･･」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

大「なんよぉ？どしたん？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


珍しく俺に甘えたなお嬢

ソファーに座ってた俺の膝に頭を乗せてお腹に抱きついてる


こんな可愛ええの他に居る？


貴「たぁよし〜？」

大「ん〜？」

貴「ふふ笑」ｸﾞﾘｸﾞﾘ


可愛ええ･･･


大「なぁんで甘えたさんなん？」

貴「なんでぇ？」

大「俺にはわからんよ〜笑」

貴「ん〜･･･なんでだろ笑」

大「ふは笑可愛ええからええかぁ？」

貴「たぁよしぬくいから好きぃ」

大「そぉかぁ？」

貴「うん〜」ｷﾞｭｰ



はぁ･･･幸せな時間やぁ ( ๑⃙⃘ˊᵕˋ๑⃙⃘ )



安「〜♪」


げっ！

強敵のヤスや！

いっつもヤスが来るとお嬢は章ちゃ〜ん♡ってなってまうからなぁ


安「あれぇ？大倉ぁ？」

大「おぉヤスぅ」

安「何その反応笑コーヒーいるぅ？」

大「お、おう頼むわ」

安「んー」


ﾄﾃﾄﾃって効果音がつくように小走りでキッチンに行ったヤス


貴「どしたのぉ？」

大「んぇ!?なんもないで？」

貴「んー･･･」


今日は絶対にお嬢は渡さんぞ！ヤス！


安「はいどーぞ･･･え？何？その目は笑」

大「今日は渡さんからな？」

安「？？」


お嬢にはヤスが来たってバレへんように耳を塞いで見えないように顔を俺の方に向けたまま固定する


安「何してんの？笑」

大「ヤスに気づいたらすぐそっち行くやん」

安「お嬢？」

大「そー」

安「そうかなぁ？今日は大倉にくっつき虫やと思うけどなぁ」

大「なんで？」

安「んー･･･なんとなく？」

大「なんやそれ笑」


せやねん･･･こいつの凄いところはお嬢のことならなんでも分かってまうとこやねん

なんなんやろな？エスパーなんかな？


信ちゃんも分かる方やと思うけどヤスはなんかちゃうのよね

すばるくんとお嬢も空気感？って言うのか世界観？ってのがちゃうねんなぁ


俺もお嬢とテレパシーで繋がりたいねん


亮ちゃんとマルと横山くん？

この3人はいい意味でも悪い意味でも鈍感やね

マルは気い使いやからお嬢のこと結構見とるけどいかんせんちょっとアホやからなぁ笑


亮ちゃんはお嬢のこと好きなんが溢れてて空回りって感じ？笑

横山くんは全てにおいて鈍感やからなぁ笑

でもいざと言う時のお嬢への察知能力はもしかしたら1番あるかもなぁ･･･


せや！俺のテレパシー試してみよか！


お腹空いた･･･

お腹空いた･･･

お腹空いた･･･


貴「忠義？お腹すいたん？笑」

大「えぇ!?伝わった!?」

貴「お腹鳴っとった笑」

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