病室の歌声 ２ 【男主】

＊３３＊ ページ14

Aside

今日の先生顔色悪かったな・・
なんか疲れてるみたい・・・

A「・・あれ？」

涼太「どうした？」

A「この薬、僕のじゃない・・」

先生がミスするなんて珍しいな

涼太「今日の先生なんか疲れてたよな」

A「・・僕、薬貰いに行って来るね」

病室を出てすぐのところに
先生はいた。

A「先生、薬まちがってた・・」

先生「・・・あ、そうか・・・すまん・・」

A「先生？」

廊下の壁によしかかって
顔色も悪い

A「先生、本当に大丈夫？」

その瞬間先生の体が傾いた
僕の前で倒れた

この光景はいつかみた・・？

いや、見ていない

お母さんだ

違う先生だ

お母さんをまたころしちゃうの？

早く助けを呼びに行かなくちゃ

はやくしないと

大好きな人が

また僕のせいで

いなくなっちゃう

もう誰も失いたくない

誰か・・・



タスケテ・・

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