僕らの恋はいつも遅い 3(JW青×緑) (ページ33)

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キラキラな世界ページ33

少し歩いてメインの大きなツリーへ。

｢うわぁ、綺麗やな。｣

緑に光るツリーにキラキラしてる赤や青の飾り。

そしててっぺんには大きな星！

｢りゅう！写真撮ろうや！｣

勝手にテンションがあがる。
ここでツーショットとれたら綺麗やろうなって。

って自撮りでツーショット撮ろうとしたら、手の長さが足りん…

ちょっとりゅうの背が高いから背伸びせなあかんし…

って困ってたらりゅうが俺の手のスマホを持っていった。

青｢撮るんやろ？｣

全体が写るように移動して、少し屈んでくれた

青｢いくで、はいチーズっ｣

自然とぎゅっと寄り添った体に少しバクバクしながらも、無事にいいツーショットが撮れた。

青｢これ待ち受けにする？笑｣

とかずるいって、絶対するやんこんなの…

｢やっぱしげたちおらんなぁ｣

結構広い敷地の中では見つけるのに苦労する

電話の折り返しもなし、
メールも入ってへんって…

青｢先カフェ入っとく？｣

｢ん、そうやな。寒いし…｣

こんなに人多いし混んでるかなと思ったが、
横並びのカウンター席は空いていた。

そこに座るととりあえずもう一度しげに連絡をとる

｢あ、出た｣

青｢ん？ライン？｣

｢うん。しげから｣

どこ行ってたん？って聞くとさっきまでカフェにおったけど、今はツリーのところだと。

真反対行ってたんやな…。

青｢まぁ、俺ら2人でもいいんちゃう？
向こうも向こうで楽しんでるらしいし笑｣

｢まぁ仕方ないよな…｣

青｢なんなん？俺と2人嫌なん？｣

ちがう、意識してなかったけど

りゅうの行動がデキる男すぎて…。

テーマパークは友達とか家族で来てる人も多かったけど、今日のイルミネーションなんて周りはほぼカップルやし…

いつもと置かれてる状況が違う。

やから心臓がバクバクしすぎてバレないか心配なんやもん。

青｢その悩みすぎて百面相してるん好きやわぁ笑｣

｢えっ？俺そんな百面相してた？｣

青｢してたしてた、心の中で考えすぎて顔に出てきとる笑｣

可愛いなぁと言いながら笑う

ほんまにそろそろ心臓がやばい。