お土産 ページ13
緑side
1日目、
パレードやキャラクターと写真撮ったり
とにかくのんびりとした一日を過ごした。
そして今からは、
｢お土産なんにしよう…｣
家族と友達の分
とにかく迷う。
｢なぁりゅう？しげとのんちゃんの分何にしよ｣
青｢お菓子でええやろ笑｣
｢いや、でもな？こっちまで来ることなんかあんま無いし、残るもの買ってあげたいやん？｣
青｢ともやさしいなぁ、じゃあ2人にお揃いのキーホルダーでも買ってったら？｣
｢あ！ええな！｣
お揃いかぁ、なんかあるかなと探しいていたときだった。
『あれ？藤井じゃね？声かける？』
近くから誰かの声が聞こえた。
藤井ってりゅうのこと？
こんな人いる中でなわけないか笑
『よぉ、藤井！久しぶりやな！』
青｢え？佐々木？と、前田もおるやん！｣
りゅうやったんかい！
青｢久しぶりやな、今日二人で来てんの？｣
『いや、さやかと今同じ高校の女子と一緒』
青｢は？お前らデート？｣
『そう笑、さやかと一緒なんやでっ！藤井好きやったもんなぁ、ごめんな？笑』
ケラケラと笑うその佐々木さんという人。
りゅうが前好きやった人？
青｢今好きやないしええわ笑、なんかすげぇなこんな所で会うなんて｣
構わず会話を続けるりゅう
『佐々木くんごめんね！待たせた！』
そこにやってきたのは
スラリとした体型の髪の毛の長い女の人
『やっときたか笑、なぁさやか、藤井覚えてる？』
『え?!藤井くんやん！久しぶりやね？』
さやかさんだろうか。
ニコニコした笑顔がとても可愛い。
りゅうが好きなるのも…分かる気がする。
『こちらは？』
さやかさんが聞いてくる
｢あ、神山です！今りゅうと同じ高校の…｣
『へぇ〜そうなんや！ってかりゅうって呼んでんやね？』
｢っ、はい。｣
やってしまったか？と思いながらも軽く受け流す。
『じゃあ俺らはここで、じゃあな！またLINEするわ！』
青｢おう！じゃあな〜｣
店の中で少し話したあと、4人は帰っていった。
青｢ごめんな、とも。居ずらかったよな？｣
｢んん、大丈夫やで。中学の頃の友達は会わへんしなぁ。奇跡やん！｣
えへへ、とニコニコ笑うりゅうに文句は言いたくない。
さやかさんを見て嫉妬したことも、
気づかれたくない。
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作者名：ゆき星 | 作成日時：2019年8月1日 22時
