11話 ページ12
橙side
作ったスパゲティを平らげると
黄「僕が片付けする」
と台所のスポンジを持ってくれた。
「じゃあ俺お風呂入ってくるから、お願いな?」
淳太くんは首を縦に振り、鼻歌を歌いながら洗い物を始めた。
お風呂はシャワーだけ。
ぱぱっと済ませ出ると、洗い物終わってソファに座ってる淳太くんが。
「淳太くん、」
呼んでも返事は無し
案の定淳太くんは座りながら寝ていた
「淳太くんは寝てばっかやなぁ」
そう呟きながらも淳太くんを起こす
「お風呂空いたで、入ってき。入ってから寝るから」
むにゃむにゃとしながら起きてきた
黄「照史…、眠い」
「やから入ってきてから寝な」
黄「だる…」
荷物運んでくるのと、洗い物したので疲れたんかな?
もう今にも蕩けそうな目でこちらを見る
「はよ、」
急かしても急かしても動かない淳太くんに腹が立った
「ほら、起きる!」
とても軽い淳太くんを持ち上げる
そのままの格好でお風呂まで直行
そしたら淳太くんもやっと起きたのか
黄「離してやっ、なぁ、降ろして!」
とジタバタもがく。
「寝巻きは持ってくるから、はよ入れ!」
それだけ言い残すと、俺はお風呂場を出た。
淳太くんの扱いは難しいわ……
寝巻きとかは家から持ってきたみたいで、1つ目の箱を開けると服が入っていた
全て出して、もとから部屋にあるタンスに入れていく
箱の奥の方にあった寝巻きはそのままお風呂場のカゴの中へ
淳太くんの服はこれで全部片付けられたわ
お風呂から上がってきた淳太くんはまだ眠そう
俺も眠たいし、今日は早く寝るか
「服だけ片付けたから明日は物片付けような。今日は疲れたんやろ、寝とき」
それだけ言うと2人してベッドに倒れ込んだ
黄「片付けありがとなぁ…もう眠いから寝るわ」
そこから数分後で規則正しい呼吸が聞こえた。
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作者名:ゆき星 | 作成日時:2019年4月9日 23時