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そう聞かれた時、何て言えば良いのか分からなかった。
きっとこの世界で私は羨ましがられる存在。誰もが私のポケモンを欲しがり、奪おうとする。それは嫌というほど分かった。
でも私はこの世界の人じゃない。ポケモンは個性じゃないし皆みたいな話が私には分からないことだらけ。
でも私の周りには優しい人がいた。私を拒絶しようとする人はいないのが当たり前だと思ってた。
『今はまだ言えないかな。私自身も良く分からないんだ』
今はこれだけ。私たちの周りの空気が重いような気がするからこの空気変えよ。
『ブラッキー、おいで』
心「こいつもお前の魔獣か？」
『本当なら魔獣じゃなくてポケモンって言うんだけどね』
腕に擦り寄るブラッキーの頭や首元を撫でる。気持ち良さそうに目を細めて「キュー」と鳴く。
『心操くん、触ってみる？顔に書いてるよ』
心「触って、良いか？」
『もちろん。個性使わないでね？』
おそるおそる近付くブラッキーと目がキラキラしてる心操くんは見てて面白かった。
ブラッキーと何か話してる？と思った瞬間、ブラッキーが私に噛みついてきた。
心「へぇ、通用するんだ。ねぇアンタ、これでも俺が羨ましいか？」
はぁ、仕方ない。噛まれた腕と反対の腕でブラッキーの頭を撫でる。
『大丈夫大丈夫。今は噛みつきなね。あ、もう、泣かないの』
ブラッキーの目に付いた涙を拭うと、噛み付く力が弱まった。体の力も抜けている。休んでもらおうと、気を失ったブラッキーをボールに戻す。
『私言ったよね、個性使わないでって』
心「言うこと聞くと思ったの？」
ブチン、と何かが音を立てて切れた。そして私は心操くんを背負い投げした。ドォン！と物凄い音が体育館に響く。
『君が自分の個性を嫌うのは構わないよ。私は君じゃないんだから。でもさ、君は私の大切な家族を奪おうとしたよね。それはヒーローに憧れた人がやるべきことじゃない』
私の言った言葉に心操くんは目を見開いた。まぁヒーロー志望の私がこんなことするべきじゃないんだろうけど。
『私はね、家族や仲間、友達を危険に晒す人には手加減しないよ？』
相「そこまで」
相澤先生の包帯に捕まった。うわ、これ固っ！何で出来てるんだ。
相「容赦無さすぎだ。心操は敵に塩を送るような真似をするな」
『はーい。あと心操くん』
心「……何」
『ヒーローになりたいなら体力も必要だよ？』
その日魔神には逆らうなと1年の暗黙の了解になった。
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癒し系猫(プロフ) - エルレイドはキルリアの雄でしか進化しません。しっかりと調べた上で小説にして下さい。クロスオーバーだから読んだのににわかとかはっきり言ってめちゃくちゃ不快です (6月22日 17時) (
レス) @page38 id: 0e8640f8c4 (このIDを非表示/違反報告)
朝焼 - マフォクシーをお願いします！！ (2019年8月10日 11時) (レス) id: ecb0b24c21 (このIDを非表示/違反報告)
huruminea(プロフ) - カイオーガとグラエナをお願いします！！ (2019年6月29日 22時) (レス) id: ff078af4cf (このIDを非表示/違反報告)
イチゴみるく - ディアルガとパルキアをよろしくお願いいたします (2018年10月13日 23時) (レス) id: 458d879d4a (このIDを非表示/違反報告)
赤井の嫁(プロフ) - ドラゴンタイプでレシラムかゼクロム。お願いします！ (2018年4月5日 23時) (レス) id: c8fd649bf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三鈴 | 作成日時：2017年8月23日 20時
