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「勝者、魔神！」
『よっし！焦凍くん大丈夫かな』
喜ぶのもそこそこに、焦凍くんのところに走る。だって治癒した方が良いじゃん？
『今思ったけどさ、シェイミ。ずっと頭の上にいた？』
〈バトルが終わってから乗ったでしゅ。バトル中に来るほどバカではないでしゅ〉
いやそこまで言ってないし！勝ったのにテンション低めでシェイミに治癒をしてもらう。【いやしのねがい】って人でも効くって凄いよね。
「負けたのか……」
『その割にはスッキリした顔してるね』
座っている焦凍くんに手を差し出す。手が繋がった瞬間、客席から歓声が沸き起こった。
「次は爆豪か。頑張れよ」
『凄い怖いんだけどどうしよう』
続けてバトルなので控え室に行くように言われた。常闇くんが負けたのか。少なからず常闇くんに期待していた。だって爆豪くん怖いもん！
「サァ決勝戦だ！反射神経と個性でここまで勝ち上がったちょっぴり有名人！1ーA！爆豪勝己！」
「うぜぇ」
「対するはある意味チートな魔獣使い！1ーA！魔神A！」
『...またか』
もう諦めよう。体育祭終わったら問い詰めてやる。
start!!
合図の後、いきなり右で殴ってきた。手加減なしかこのやろう。私もやらなきゃ！
『バースト、メガバシャーモ』
この時のためだけにカバンを漁って持ってきたのさ！爆豪くんの個性は爆破。なら同じようなのが良いよなって思ったから。
みるみるうちに格好が変わる。風が止み、自分の体を見た。
黒いズボンに赤いブーツ。クリーム色のマフラー。あれ、髪の毛の一部が赤くなってる。かっけぇ。
『今度はこっちから！』
さっきの爆豪くんと同じ攻撃を浴びせる。やば、同じ位置に当たった。
「良い度胸だなクソが！」
『いや、たまたまだって！』
攻撃しては避け、避けては攻撃の繰り返し。そろそろ疲れてきた。すると、いきなり声が聞こえる。
〈主、聞こえるか？〉
『レックウザ、なに！？』
〈3時の方向、観客席の最前列〉
「戯言とは余裕だなおい！」
右フックを避けつつ、言われた方向を見る。あれは悠くん！？なんか絡まれてる！避けながら観察すると、観客席からバランスを崩しかけていた。
『危ない！』
「余所見すんなオラァ！」
あーもう邪魔だな！ん？この威力なら...！優勝なんぞ知るか！
『邪魔だこのヘドロ野郎！』
「んだとコラァ！？」
見事なヴィラン顔。そのまま私にパンチがきた。その威力借りるよ爆豪くん！
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癒し系猫(プロフ) - エルレイドはキルリアの雄でしか進化しません。しっかりと調べた上で小説にして下さい。クロスオーバーだから読んだのににわかとかはっきり言ってめちゃくちゃ不快です (6月22日 17時) (
レス) @page38 id: 0e8640f8c4 (このIDを非表示/違反報告)
朝焼 - マフォクシーをお願いします！！ (2019年8月10日 11時) (レス) id: ecb0b24c21 (このIDを非表示/違反報告)
huruminea(プロフ) - カイオーガとグラエナをお願いします！！ (2019年6月29日 22時) (レス) id: ff078af4cf (このIDを非表示/違反報告)
イチゴみるく - ディアルガとパルキアをよろしくお願いいたします (2018年10月13日 23時) (レス) id: 458d879d4a (このIDを非表示/違反報告)
赤井の嫁(プロフ) - ドラゴンタイプでレシラムかゼクロム。お願いします！ (2018年4月5日 23時) (レス) id: c8fd649bf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三鈴 | 作成日時：2017年8月23日 20時
