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Skypeを交換し、直接話してみると、とても話しやすく、お兄さんの様な話し方がとても心地よかった。
彼は色々な話をしてくれた。
「〇〇こーゆうことがあってさあ、も〜、大変だったよねぇ…、、今となっちゃあ、それも1つの思い出、ってね、」
「そうなんですね、ふふ、あぁ、でも私も〇〇や△△あってもう、嫌になっちゃいます、、」
「人生ってめんどくさいよねェ…」
なんて、たわいない話をし、そのまま寝落ちた。
話していた時間は、とても短く感じた。
時間的には4時間以上話していたのだけれども、楽しい時間とは儚いものだと実感した。
そんなこんなで学校に行き、なんともない日常をいつも通り過ごした。
そして再び夜、
昨日と同じく、枠を開いていた。
やっぱり通話相手募集だった。
彼は、コメント欄にいる子を誘っているが、何人も別の人と通話する子や、できない、と言っている子がいて、結局見つかっていないようだ。
昨日と同じく、欲望のまま、
『えっと、、居ないなら昨日したばっかですけど、、どうですか、、？』
正確には、今朝、だけれど、
「お〜！！立香ﾁｬﾝ！！また来てくれたんだぁ〜！！話す？？話しちゃう？？？通話しちゃう？？、話すならSkypeいくよお、」
そう返してくれたのだ。
それからは、ほとんど毎日と言っていいほど、彼と夜中に通話をした。
とても楽しかった。
話すのにも慣れた頃、通話をしている中で、どっちが長く起きれるか、などとくだらない争いをしている時だった。
「立香ﾁｬﾝってさ、可愛いよね、ほおら、さっさと寝ないとお兄さんが襲っちゃうぞお〜」
なんて冗談めかして言ってきた。
冗談だって、分かってる、けど、何日か話していただけだけど、けど、私は君が好き。
私は、こんなこと口走ったのだ。
「べ、、別に、新シンさんがいいなら、いいよ、、？」
やってしまった、引かれる、絶対引かれる、そう思った時だった。
「ん、ふふ、立香ﾁｬﾝ、やっぱ可愛いなぁ、、、立香ﾁｬﾝ、、、立香ﾁｬﾝが良ければなんだけどさ、」
ｺﾞｸﾘと生唾を飲み込んだ。
「俺と、付き合ってください。」
夢かと思った。
あれほど遠くにいた人が、今こうして、1番身近な人となろうとしている。
もちろん答えはyes、
「わ、私なんかでいいんですか、、？」
「立香ﾁｬﾝでいいﾝじゃあなくて、立香ﾁｬﾝがいい。」
とても嬉しかった。
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作者名：黒宮*82-2 | 作成日時：2018年6月23日 3時
