【銀魂】不具合少女

ネジが四本@美咲 ページ5

ＮＯside

銀「…は？え、機会？奇怪？期会？器械？」

考えが混沌として雲のごとくに動き混乱する銀時と、

新「…えーっと、もう一度いいですか？」

混乱が一周して妙に冷静な新八と、

神「おねーさんロボットアルか！？凄いアル！！」

まるで一つの惑星を発見したように目をキラキラと輝かせる神楽。

　「いや、私、機械なんです」

女はやはり真顔で、しかし三人の反応に狼狽えた声色で言った。
スナックお登勢で働いているたまを見ている三人でも驚くほど女は人間味のある体だった。
唇にはうるおいもあるし、目はまばたきもする。
三人はこそこそと作戦会議をした。

銀「おい、これは嘘だ。きっと盛り上げようとしてるだけだ」
新「で、ですよね〜！あ、お茶入れなきゃ…」
神「えぇそうアルか…残念ネ…」

結局、『機械ではない』という結論に。
スルーすることにした。

銀「へー！機械なんだー！すっごーい！」
　「別にすごくないですよ。これで苦労ばっかりですし」

表情があるのであれば不愉快そうにムッとしているであろう声で女は言い放った。
銀時を筆頭に三人の顔も強張る。いや、子供二人は違った。

神「おねーさんはなんて名前あるか！？」
新「確かに…住むところとかは…？」

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