働き始めたバーで絡まれる話�� ページ5
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「マスターがそう言うんじゃその通りだな!!
Aちゃん愛されてんな。
俺もあと10歳若かったらなー。」
そう言って豪快に笑った。
そんな時ドアが開き、ベルが鳴った。
マスターもAも常連も一様に
そちらに目を向けた。
「Aチャンおつー。
早く終わったから飲みに来た。」
「A、お疲れ。」
「蘭くん、竜胆くん、お疲れさま。」
「いらっしゃいませ。お疲れさまです。」
「マスターも久しぶりー。
しかし、アンタらいっつもいんなー??」
「お、噂をすればだな!!」
「俺らの話してたの??」
蘭と竜胆は常連に声を掛けられ
カウンターに座ると話し始めた。
Aはおしぼりを2人に渡すと
グラスが空の吉村に声を掛けた。
「吉村さん、次どうします??」
「んー、せっかく2人が来たからもう少し
話したいけどそろそろ帰んないとマズイかな。
お会計お願いするね。」
「かしこまりました。」
Aはお会計を済ませると吉村を見送った。
「ありがとうございます、またお待ちしてます。」
「今日も楽しかったよ、こちらこそありがとう。」
Aが店内に戻ると蘭と竜胆
常連の篠崎、本田のみとなっていた。
ちなみにこの常連2人はだいたい閉店コースで
若い頃かなりヤンチャしていたそう。
蘭と竜胆も気兼ねなく話せるということで
それなりに気に入っている。
「Aさん、看板消しましょうか。」
「わかりました。」
マスターにそう言われて後ろに行って
看板を消した時にドアが開いた。
「あれー??もしかしてもう
入っちゃダメな感じ??」
歳の頃はAと同じ程のチャラついた男が
入ってきてテーブルに座った。
「いえ、大丈夫ですよ。いらっしゃいませ。」
マスターがおしぼりを持って
カウンターを出ると、その男は
奥から戻って来たAを見つめた。
「何だよ、メッチャいい女いんじゃん。
オッサンに用ねぇからあのコここに付けてよ。」
酔っているせいか声が大きく
当然カウンターにいる蘭や竜胆
常連の2人にも聞こえた。
蘭と竜胆はピクリと眉を動かし
男を静かに見つめた。
「申し訳ありません。
ここはキャバクラではなくバーなので
テーブルに付くというのは出来ないのですが…」
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むちょ - とってもとってもとっても素敵なお話でした！！一気に読んでしまいました('ω')3人で幸せでとっても良きでした！ (12月14日 17時) (
レス) @page2 id: a1b97b3e35 (このIDを非表示/違反報告)
YUMi(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!!そう言って頂けると嬉しいです(◍•ᴗ•◍)わたしも書きながらニヤニヤしてます笑 (2023年2月20日 5時) (レス) id: 85b1561d95 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです‼️ニヤニヤしながら読んじゃいました！ (2023年2月19日 1時) (レス) @page19 id: ac76470a3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUMi | 作成日時：2023年1月19日 17時
