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『…新しい女か??』
「そうなるかもしんねぇな。何日必要だー??」
『…2日待ってろ。』
「さすが仕事早ぇな、九井。頼むわー。」
『わかった。』
返事を聞き、電話を切った蘭はシャワーを浴びて仮眠を取った。
昼を少し過ぎた頃、Aは今いる部屋を傘を差して出た。
電話で約束を取り付けた相手と待ち合わせの場所まで向かった。
「Aちゃん。」
もうすぐ待ち合わせ場所と言うところで、声を掛けられて振り返るとその顔に笑みを浮かべた。
「先生!!お忙しいところ時間
作ってくれてありがとうございます。」
「Aちゃんのためならいくらでも
時間くらい作れるさ。じゃ、行こうか??」
Aは傘を閉じると差し出され腕に手を絡めて、大きな傘の中に入った。
この人は以前お世話になった病院の院長先生で、Aが愛人契約を始めた時にも口利きをしてくれた恩人だった。
体の関係はない。先生はAを娘のように可愛がってくれ、Aも先生に懐いていた。
「今日は電話で聞いてた通りで大丈夫??」
「はい。こんなこと先生にしか頼めなくて…」
「それは光栄だな。お店は何店舗か
貸し切りにしてあるからゆっくり見れるよ。」
「うれしい!!先生の好みも教えてくださいね??」
「もちろん。こんなに美人に身に着けて
もらえるならブランドはその価値を
元の何倍も上げるから。」
先生のエスコートでAは高級ブランド店に入った。
Aはお金を持つ割にはあまり物欲がなく、ブランド物にも興味がなかった。
服はブランドだろうがノーブランドだろうが、好みのものを身に着けてきたためにその価値もあまり分かっていなかった。
だがこれから相手をしなくてはいけないリストに乗っていたのは、平均年齢が45歳の富裕層。
もちろんそれより上も下もいるが、目が利くであろう人ばかりだった。
そのために歳の頃が同じくらいで尚且つ高収入でブランド物に親しみのある先生に助けを求めた。
先生の貸し切ってくれたお店を3件周り、Aはハイブランドの服や装飾品を購入した。
先生はAにピアスとネックレスをプレゼントしてくれた上に、明日にでも滞在先に届くようにと配送まで頼んでくれた。
買い物を終える頃にはすっかり外が暗くなり、先生がディナーを予約してくれた高級ホテルのレストランに向かった。
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YUMi(プロフ) - ゆんこさん» ゆんこさん、新作見てもらえて嬉しいです!!期待に添えるように頑張ります(◔‿◔)性格悪めは書いてて楽しいです笑 (2022年11月13日 16時) (
レス) @page4 id: 85b1561d95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんこ - 新作待ってました！性格悪い夢主ちゃんいいですね！！これから楽しみにしてます！無理をなさらず頑張ってください！！ (2022年11月12日 22時) (レス) @page2 id: 8a5959758c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUMi | 作成日時：2022年11月12日 18時
