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「ついてないよ。だからこんな場所なんだって。
でもオーナーは元そっち系みたいだけど
今は普通のおじさまだよ。
後ろにそういう人たちついてると
上納金でほとんど持ってかれちゃうから
ぼったくりみたいにお金のせないと
利益出ないからって話つけたみたい。」
「へぇ。じゃあこういう店にしては珍しく白い方
なんだな。見た感じ酒もそんな高くねぇし。」
蘭は関心したように頷くと酒を飲んだ。
「まぁNO.1が波音チャンで奥の手に
Aチャンみたいなコがいれば場所は
どこだって客はいくらでも来るわなー。」
「それにここの嬢は比較的面倒なコいないよ。
オーナーの見る目が良いのかもしれないけど
みんな仲良いし一生懸命働いてるし。
まぁ波音ちゃんの指導の賜物だろうけどね。
No.2のあすかちゃんて子も可愛いし!!」
「店の規模の割に質がダンチで良いワケ。
酒も言ってただけあって美味いわ。」
「ふふ。蘭くんのことおもてなし出来たかな??」
「ん、満足だわー。そりゃそうだよな、
こんな美人が隣にいんだから。」
蘭は艶っぽく笑うとソファの背もたれに掛けていた腕をAの腰に回した。
スルリと体の線を撫でるようにそっと抱き寄せた。
されるがままピッタリと蘭にくっついたAは笑い声を上げた。
「何かオジサンみたいだよー、蘭くん。」
「蘭チャンもう30歳だかんなぁ??」
「え、全然見えない。」
スンとした顔でそう言ったAに蘭は肩を揺らして笑うとそっと手を伸ばした。
綺麗にセットされた髪型を崩さないようにその側頭を柔く撫でた。
「おもしれぇなー、Aチャンは。
竜胆の兄チャンなんだからそうだろ。」
「それはそうだけど…っていうより、蘭くんも
竜胆くんも見た目若すぎなんだよねぇ。
蘭くんは色気も垂れ流しすぎだけど。」
「あはっ。垂れ流れちゃってるかー。」
Aはチラリと横目でVIPルームから下の階を覗くと、波音が階段を上がってくるのが見えて立ち上がった。
「蘭くん、ごめんね。ちょっと下顔出してくる。」
「おー。」
ヒラヒラと手を振った蘭はタバコに火を点けた。
Aがドアを開けると波音と行き合った。
よろしくとタッチをすると階段を下りた。
Aがテーブルをそれぞれ周っていくのを2人は上から見て話をしていた。
蘭も波音には好感を持ったようで、穏やかな様子でいた。
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YUMi(プロフ) - ゆんこさん» ゆんこさん、新作見てもらえて嬉しいです!!期待に添えるように頑張ります(◔‿◔)性格悪めは書いてて楽しいです笑 (2022年11月13日 16時) (
レス) @page4 id: 85b1561d95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんこ - 新作待ってました！性格悪い夢主ちゃんいいですね！！これから楽しみにしてます！無理をなさらず頑張ってください！！ (2022年11月12日 22時) (レス) @page2 id: 8a5959758c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUMi | 作成日時：2022年11月12日 18時
