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▽
最悪、だ──...
「あらら、帰っちゃった」
いやお前のせい...
「...そう言えばぁ、丹野さんあの件大丈夫なんですかね？」
梅原「あの件...？」
あ、週刊誌の事か？
書かれていた内容はデタラメで、丹野も「週刊誌も暇だよねぇ」ってヘラヘラと笑っていた。ただそれだけ...
「知らないですか？三輪さんに迫られたって話ですよ！結構強引に！」
梅原「...え？」
西山「梅ちゃーん......ん？」
全く予想外の所から話が飛んできたもんだから、いつの間にか近くにいた西山は気にも留めなかった。
三輪...スケジュールの件で丹野に迷惑かけた奴。俺はそういう認識だった。
そう言えば、いつの間にか居なくなって...
......何だそれ
「それも丹野さんの車の中だったらしくてぇ。ダメですよねぇ、丹野さんも迂闊だったって言うかぁ、誰にでも優しいからぁ〜」
梅原「...」
「三輪さんあの後辞めて、精神的に参っちゃってるみたいで。相当な事やらかしたんだな〜って。あれ？梅原さん？」
梅原「あんたそれ言ってどうしたいの？」
「え...？」
梅原「相当だったって分かってるなら黙っておく方が丹野の為だって分かんない？」
「あ......その、丹野さんが心配で」
笑って誤魔化そうとしても逃さなかった。
梅原「心配？よく言うよ」
「え...」
梅原「知られたくないからあいつは黙ってんだろ。同性のあんたの方が分かんだろ。迂闊だった？優しいから？あいつのせいだって言えるとこあった？」
「...梅原さんが知らないみたいだったから教えてあげようと思って...！」
梅原「......教えるって、丹野が男に何されたかって？」
「そういうわけじゃ...ッ」
泣き出した相手の顔を見ても、止まらなかった。
西山「梅ちゃん」
西山の手を振り解く。
梅原「あんたさっき俺の顔見て言ってたよな？」
西山「梅ちゃん！」
梅原「俺の反応見て言うのやめなかったよな？本当最低だな」
西山「梅原！！」
梅原「何で止めんだ！！！」
声を荒げても西山は引かなかった。
西山「今の梅ちゃんに同じ事言えるよ。女の子泣かせてスッキリした？もう止めな」
梅原「...ﾁｯ」
西山「貴女も、相手を間違ってますよ...って...最後まで聞きなさいよ」
西山の言葉も途中で、どっかに行ってしまった。
西山「良くないよ...」
梅原「もう帰りてぇ」
西山「梅ちゃんまでいないと困るんですぅ」
西山に促されて席に戻ると、
保科「西山さん...！」
増田「これ、探してたやつ？」
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gtuysut5843…(プロフ) - 好き！！！！控えめに言って神！！！！泣けるし、笑えるし、いい話だし！！！声優さんたちとの関係性もすこです…続編楽しみにしています！！！ (2022年7月26日 2時) (
レス) @page50 id: 5bb1efd8a4 (このIDを非表示/違反報告)
ひまなみ(プロフ) - 作品読みました！もう！あーーー！！ってなるほどもどかしく、でも面白くて最高です！！更新頑張って下さい！！ (2022年6月16日 7時) (レス) @page50 id: e0f8058dad (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 作品読ませていただきました。日常的な会話や、感動シーンまで全てにおいて素晴らしい作品だと思います！この小説はとても面白くて好きなので、更新楽しみにしてます。 (2022年4月30日 17時) (レス) @page49 id: a995b7f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
松野(プロフ) - きららさん» ありがとうございます！もっと上手く話を書きたいのですが難しいですね〜。亀更新ですがよろしくお願いします〜 (2022年1月8日 0時) (レス) @page49 id: 39a3459d31 (このIDを非表示/違反報告)
松野(プロフ) - 夜野 望さん» ありがとうございます！更新遅いですがお付き合いください〜 (2022年1月8日 0時) (レス) @page49 id: 39a3459d31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祭 | 作成日時：2021年7月14日 0時
