イベント後 ページ36
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『うわぁ〜...終わっちゃったぁ...』
西山「まだ言ってるw」
イベント会場を後にして、ノブくんの車で打ち上げに向かってる私達。
マネ「Aさん、イベントありがとうございましたって呟いた？」
『あ、まだ。今する』
スマホを探そうとバッグを開けると...
『......ない』
マネ「え、スマホ？」
『スマホはあるけど...ジュエリーポーチが』
西山「ジュエリー？」
マネ「あの中身、一体いくらだと思って...」
いやそうじゃない。
何が一番って...
『江口さんから貰った物が入ってて...』
西山「それは...」
『ノブくん、たろりんをお店に降ろしたら会場に戻りたい』
西山「いやこのまま戻ろう。早めがいいよ」
マネ「すみません、西山さん」
そうまでして戻ったのに、見つからなかった。間違ってスタイリストさんが持ち帰った可能性もあると思ったけど、違った。
さすがに時間になって、諦めてお店に向かった。
『...』
保科「...Aちゃん、具合悪い？」
『え...あ、いや...』
考え込んでた。でも正直、今日はもう楽しめる気分じゃない。
『......もう、帰ろうかな』
保科「え？」
すでにどんちゃん騒ぎになってるから私がいなくても分かんないだろうし。
タクシーつかまえよう...そしてもう一回会場に行って......駄目だ、閉館時間過ぎてる...
「丹野」
『梅ちゃん...』
梅原「どうした？」
『...もう帰ろうかなと思って』
梅原「...大事な物失くしたんだって？」
『え...？』
梅原「西山から聞いた......江口さんからのプレゼントだって...」
『あ...』
今一瞬、梅ちゃんが躊躇う素振りを見せた。
『うん...』
「梅原さぁーん！」
私達の元にやってきた女性スタッフさん。酔っ払ってるのか顔が赤い。
「丹野さん？二人とも何してるんですかぁ？こっち出口ですよぉー？」
『えーっと』
私の視線は...梅ちゃんの腕に抱きつく彼女に。すぐに梅ちゃんは腕を解いた。
梅原「すみません、こういうのは」
「ごめんなさぁーい。でも梅原さん、腕の筋肉凄いですねぇー！ますます好きになっちゃうかもぉ〜」
梅原「ちょっと」
たまにいる、梅ちゃんに好意的な女性スタッフさん。
いいな、そうやって言えるのって...羨ましい...
『...』
私、いま...
『......お先に失礼します』
梅原「あ、丹野...」
なんだか見てられなかった。タクシーに乗り込んで自宅の方向を伝えて車が走り出す。
『羨ましいって何よ...』
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gtuysut5843…(プロフ) - 好き！！！！控えめに言って神！！！！泣けるし、笑えるし、いい話だし！！！声優さんたちとの関係性もすこです…続編楽しみにしています！！！ (2022年7月26日 2時) (
レス) @page50 id: 5bb1efd8a4 (このIDを非表示/違反報告)
ひまなみ(プロフ) - 作品読みました！もう！あーーー！！ってなるほどもどかしく、でも面白くて最高です！！更新頑張って下さい！！ (2022年6月16日 7時) (レス) @page50 id: e0f8058dad (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 作品読ませていただきました。日常的な会話や、感動シーンまで全てにおいて素晴らしい作品だと思います！この小説はとても面白くて好きなので、更新楽しみにしてます。 (2022年4月30日 17時) (レス) @page49 id: a995b7f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
松野(プロフ) - きららさん» ありがとうございます！もっと上手く話を書きたいのですが難しいですね〜。亀更新ですがよろしくお願いします〜 (2022年1月8日 0時) (レス) @page49 id: 39a3459d31 (このIDを非表示/違反報告)
松野(プロフ) - 夜野 望さん» ありがとうございます！更新遅いですがお付き合いください〜 (2022年1月8日 0時) (レス) @page49 id: 39a3459d31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祭 | 作成日時：2021年7月14日 0時
