緑谷君の妹はみみっちい彼にゾッコン【爆豪勝己】 (ページ15)

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ピピッと目覚ましがなった。

それを私は無意識の中で消し

また布団にもぐって

『寝てんじゃねぇ起きろや自分！！』

飛びでるように起き上がった

パッと時計を見ると時刻は11時。

寝すぎたですまねぇぞこれ。

女は準備に時間がかかんだ

さっさと起きろよ緑谷A

『ちょっとお母さん起こしてよ！』

「ご、ごめんね！」

慌てて部屋を出て準備をはじめた。

朝から騒ぎ立てる私を心配そうに見る母

『もー！お兄ちゃんどいて邪魔！』

「え、えごめん？」

洗面台にはお兄ちゃんがいたのでそれを強引に退かして

歯磨きと洗顔をした。

顔のむくみ飛んでけーっと心で念を唱えながら

顔のマッサージをして光の速さで朝ごはんを食べた

「 Aどこか行くの？」

そんな私に声をかけてきたお母さん。

『勝己君の家！』

「そっか、気をつけて…って､えぇ！？」

＂勝己君の家＂と言えばお母さんはビックリ仰天。

腰を抜かすお母さんを慌てて支えるお兄ちゃん。

お兄ちゃんの方も吃驚してる。

私と勝己君の間に何があったのか気になる様子。

まあそんな2人は今の私に関係ない。

『ねぇ、どっちの服の方がいいかな？』

お兄ちゃんにそういい

2つのコーデを見せた

「えぇ？僕は」

＂こっちかな＂

そう言ってお兄ちゃんの指した方とは違う服を着た。

お兄ちゃんの選んだ方を勝己君が好んでるわけないでしょ。

『それじゃー行ってきます！』

「迷惑のないようにね！」

飛び出るようにマンションをでた私。

髪の毛のボサボサなんて気にしな

「お…早かったな」

『っひょ!? 』

うそうそ気にする。

めっちゃ気にした。

光の速さで髪の毛整理してお淑やかに動いたわ