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「 Aちゃん､下がってて 」
「 僕､兎月先輩に用があるんですけど… 」
私を背後に隠し出久が前に出る
それを牙狼君は気に食わない様な顔をしている
動物に変身してるくせに表情豊かなことで
＿＿＿＿＿＿
『 ｯ"ぁ"… 』
痛みで思わずしゃがみこんでしまう私。
あんの勝己めっちゃ爆破してんな。
ほぼ全部私のとこに来てんだよ
これ終わったらしばきまわしたる …。
「 Aちゃん…少し我慢してね 」
��ごめんね��という出久。
牙狼君が出てきたことにより
私を放って2人に個性のことを伝えに行けない。
だから出久はきっとこの場で牙狼君を倒すつもり
＿＿＿＿＿＿
『 って､なんで！？ 』
「 こ､ こうするしかないよ！ 」
いや全然違った
出久は私を強引に担ぐと勝己の元へ走った
それを牙狼君はビックリしながら追いかけてくる
『 出久！狼相手にこれは無茶だよ！ 』
「 でも ､ 今はこれしか 」
狼はやっぱり足が速い。
このまま出久のスピードだけでは追いついてしまいそう 。
『 走りながら私の体制すこし変えれる？』
「 体制によるけど 」
『 私をおんぶして！ 』
少し戸惑いながらも私の体制をなんとか変えて
『 少し低くして！私だけでも！ 』
「 Aちゃん､そんな無茶な 」
私は彼の腕から足をすり抜け地面に｡
そして思いっきり地面を蹴って
『 飛ぶよ！ 』
高く高く飛んだ。
狼は飛べないだろう。
その場で悔しそうにしている牙狼君が見える。
狼は諦めやすいと本で読んだことがあるが
彼は本当にその通りみたい。
着地をしようとしたそのとき
『 ぁ"ｯ… 』
勝己の爆破の痛みを感じてバランスを崩し
出久の背中からは落下。
でもここで出久を止めさせるわけには
『 出久行って！早く伝えて！私死んじゃう！ 』
「 わ ､ 分かった！ 」
走り続ける出久の後ろ姿をみながら
私は体の色んな所から爆破を感じながら立ち上がる
牙狼君が来る前に早く私も動かなきゃ
重りの着いた足に思いっきり力を入れ
彼らのところに向かった。
もう真後ろにまで来ている奴の存在を感じながら。
私は振り向かないように走った
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めるん(プロフ) - 桃華さん» わぁぁ！！ありがとうございます😭恋愛シーン少し少ないかなって心配だったので少し安心しました😮💨少しずつ甘々かっちゃんも出していこうと思っておりますのでぜひ楽しみにしててください♡ (2022年10月2日 23時) (
レス) id: 01e0a5e964 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - 夢主ちゃん大好きですww恋愛シーンとの比率が私好みですありがとうございます！今後も見ます！！ (2022年10月2日 21時) (レス) @page13 id: cf0912901f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めるん | 作成日時：2022年9月25日 17時
