箱入り娘の正体は、鬼殺隊の────･･･【鬼滅の刃】

◆45◇ ページ45

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ﾊﾞﾁｯ



『し、師範代･･･』





何、何を言ったの






『･･･師範代』







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炭治郎「あ、あの･･･」

アオイ「はい？」

炭治郎「･･････翡翠さんは･･･？」

カナヲ「･･････」

炭治郎「まさか、まだ･･････目覚めて、ないんですか･･･？！」





翡翠さんｯｯ･･･！
確か、最後に技がもろにあたって･･･！！







炭治郎「ひ、翡翠さんの容態は！？」

アオイ「重体です･･･。 意識も戻らなくて･･･」

カナヲ「･･････師範が治してくれる」

アオイ「！」

カナヲ「師範は、翡翠さんの事･･･大切な人って言ってたから──────必ず治る」

アオイ「そ、そうなんですか･･･！」

カナヲ「治ったら、カステラ･･･あげるって師範･･･」

アオイ「じゃあ、平気ですね･･･！ しのぶ様が言うんですもの･･･！！」

炭治郎「･･････」

禰豆子「うー？」



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ｶﾞﾗｶﾞﾗ




善逸「あ"ーーーーーー！！ 任務、怖かったよぉぉおおお！！！」

しのぶ「あらあら。 善逸さん」

善逸「し、しのぶさん･･･！！！」

しのぶ「任務ですか？ お疲れ様でした」

善逸「い、いえいえ〜･･･！」

しのぶ「･･･」

善逸「あ、あの･･･」

しのぶ「はい？」

善逸「ひ、翡翠さんは･･･目覚めてないんですか･･･？」

しのぶ「今のところ、ですがね･･･。 竈門くんは目が覚めたようですよ？」

善逸「え！？ 炭治郎が！？」

しのぶ「はい。 ついさっきですけどね(ﾆｺﾘ」

善逸「そ、そうなんですか･･･！」

しのぶ「見てきてはどうですか？」

善逸「えっ！？」

しのぶ「鬼殺隊として、仲間として･･･ね？」

善逸「み、見てきますｯｯ！！」



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ｶﾞﾗｶﾞﾗ




善逸「し、失礼、しま〜す」

アオイ「あ、善逸さん。 お静かに」

善逸「えっ！？」

カナヲ「･･･寝たばかりなんです」

善逸「あ、そういう事ね･･･」

伊之助「勝負だ！！」

アオイ「まだ、安静にしててください！！」

伊之助「ちぇぇ･･･」

善逸「あ、そうだ･･･」

カナヲ「？」

善逸「翡翠、さん･･･」

カナヲ「･･･翡翠さん、ですか？」

善逸「まだ、目覚めてないって･･･」

アオイ「･･･そうです。 今から見に行きますか？」

善逸「！ はいっ」

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