◆1-7 a drop of black rain. ページ7
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『もしかして、私は・・・要らない子・・・・・・?』
ポツリと小さな声で言う
お母様に言われたこと、同級生に言われたこと
何もかもが、フラッシュバックする。
『違う、そうよ、お兄様は、信じて・・・・・・』
リリア「落ち着くのじゃ、メイ」
『私は、違うの』
マレウス「メイ・・・?」
『違うって、お兄様も、アイツを信じるの・・・?』
別世界から来た、湖川恋歌の顔を思い浮かべる
嫌気がさす
あぁ、あの時の「なんでもない日のパーティー」を止めてしまった
その代償は、高くついてしまう・・・
苺のタルトを作って、謝りに行けばいい?
そんなの、意味ないわ! どうしよう、どうしよう・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エース「それにしても、災難だったな」
デュース「あぁ、メイさんがあんな事するなんて思わなかったよ」
恋歌「あ、あの、メイさんの事そんなに悪く言わないであげて?」
エース「え? でも」
恋歌「悪いのは、私の方。 魔法が使えないのは事実だしさ・・・」
エース「悪くねぇだろ!
リドル寮長の妹だから優しくやってたけど、あんな事起こしちゃぁな・・・」
デュース「・・・」
恋歌「そうだわ! きっと今度、また「なんでもない日のパーティー」をやると思うから、トレイ先輩と一緒にケーキを作りましょう!」
エース「あ! それいいな!!」
恋歌「マロンタルト、作れるかしら・・・?」
エース「トレイ先輩が居るなら大丈夫っしょ!」
◆1-8 Jumping grade genius.→←◆1-6 companion.
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り - メイちゃんが悪者になっててやだ!けど面白かった! (10月26日 16時) (レス) @page50 id: 6647e53365 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - ウニちゃんってあだ名はジャックくんにもう使われてますよー (2020年9月24日 15時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - え?なんか小説の続きが見れないんだけど.........??バグってるのかな? (2020年8月11日 1時) (レス) id: 805d7a0e17 (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 「時期」ではなく、「次期」副寮長かと・・・ (2020年8月9日 2時) (レス) id: 16d4e71997 (このIDを非表示/違反報告)
み - この小説めっちゃ好きです。最高です。ありがとうございます!!! (2020年7月26日 10時) (レス) id: d2ff9e9c38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*天夢。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2020年6月13日 19時