◆1-6 companion. ページ6
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リリア「おや、どうして泣いておるんじゃ?」
マレウス「・・・メイ・・・?」
アズール「おや、珍しいですね。 こんな所で会うなんて」
リリア「其方もじゃ。 ところで、何があったのじゃ?」
フロイド「実はぁ・・・」
ジェイド「いえ、ここではお伝え出来ませんので・・・・・・」
マレウス「メイ、大丈夫か」
ヨシヨシと、メイの頭を撫でる
『っ!』
ふと、昨日のことを思い出す。
マレウス同様、リドルが頭を撫でてくれた事を。
ポロポロと涙を流す
マレウス「!」
リリア「一旦、ここを離れるかのう」
ジェイド「なら、一緒にオクタヴィネル寮に行きましょう。
何があったのか、お話致します」
リリア「そうさせてもらおうかの」
マレウス「・・・」
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─オクタヴィネル寮・寮長部屋─
アズール「さて」
バタンと扉を閉め、口を開く
アズール「どうしてあのような事が?」
ジェイド「あのような事、というのは机に落書きがあったんです」
リリア「!」
フロイド「ほんっと、酷いよね〜」
マレウス「・・・」
アズール「その前に、何かあったんですよね?」
『昨日、ハーツラビュル寮では「なんでもない日」のパーティーをしていたんです・・・』
ジェイド「パーティー、ですか」
『別世界から来た、湖川恋歌さんがカッターキャーというやつですかね。
私がやったって、みんなの前で言ったんです。
いや、もちろん私はそんな事しません!!!
仮にも、ハーツラビュル寮生である以前にローズハート家長女──このような事をしたらお母様はなんて言うか・・・!!』
リリア「・・・」
『きっと、昨日の様子だとお兄様は恋歌さん側に付くでしょう・・・。
ハーツラビュル寮生達も、同級生達も・・・!』
◆1-7 a drop of black rain.→←◆1-5 verbal violence.
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り - メイちゃんが悪者になっててやだ!けど面白かった! (10月26日 16時) (レス) @page50 id: 6647e53365 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - ウニちゃんってあだ名はジャックくんにもう使われてますよー (2020年9月24日 15時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - え?なんか小説の続きが見れないんだけど.........??バグってるのかな? (2020年8月11日 1時) (レス) id: 805d7a0e17 (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 「時期」ではなく、「次期」副寮長かと・・・ (2020年8月9日 2時) (レス) id: 16d4e71997 (このIDを非表示/違反報告)
み - この小説めっちゃ好きです。最高です。ありがとうございます!!! (2020年7月26日 10時) (レス) id: d2ff9e9c38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*天夢。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/
作成日時:2020年6月13日 19時