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◆1-16 a rose dyed red. ページ16





リドル「ふ、ふふっ、あはは! 僕には適わなかったようだね!!」








.









『ははっ、そうかも、しれま・・・せんね』







乾いた声で笑う少女は、気高く笑う少年の後ろで笑った。








リドル「な、なんで・・・どうして!?
僕のとっておきの魔法だったのに!!!」

『あのとっておきの魔法は、本物だ。
私の防御魔法で防げるのはギリギリだったし、亀裂も入っていたから・・・ね』

リドル「っ!!」

『折角、寮服着直したのに・・・ボロボロになられた、らたまったもんじゃ、ないよ・・・』






途切れ途切れ少女は言う。







『もう、お終いにしよ・・・?』








マジカルペンをリドルに向け









『最後の、私の・・・ありったけの魔力だよ、』








受けてみなよ、最後の魔法









『バイバイ、リドル・ローズハート』









ドォォン







再び、轟音が鳴り響く。









ーーーーーーーーーーーーーーー




学園長「・・・っ」




大丈夫でしょうか・・・





プルルルル プルルルル





学園長「はい・・・っメイさん!?」





その言葉に、皆が振り向く。






リリア「なぬ!? メイ、メイなのか!?」






学園長「大丈夫ですか!? ローズハートくんは!?」







ーーーーー







『お兄、様なら日陰に連れて行き、ましたよ・・・』




学園長「今すぐ向かいます!」




『急がなくて、良い、ですよ・・・?』






少女は、床に座りながら話す。







『だって、お兄様にも・・・少しの時間休んで、貰わなくちゃ・・・』







ポタポタと、赤い雨が降る。







赤い雨の正体は、頭から血が流れているから。








『だから、だから、急がなくていいんです・・・!』

◆1-17 an old mistake.→←◆1-15 Oversized Magic!



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- メイちゃんが悪者になっててやだ!けど面白かった! (10月26日 16時) (レス) @page50 id: 6647e53365 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - ウニちゃんってあだ名はジャックくんにもう使われてますよー (2020年9月24日 15時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - え?なんか小説の続きが見れないんだけど.........??バグってるのかな? (2020年8月11日 1時) (レス) id: 805d7a0e17 (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 「時期」ではなく、「次期」副寮長かと・・・ (2020年8月9日 2時) (レス) id: 16d4e71997 (このIDを非表示/違反報告)
- この小説めっちゃ好きです。最高です。ありがとうございます!!! (2020年7月26日 10時) (レス) id: d2ff9e9c38 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*天夢。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/11e53d16ff1/  
作成日時:2020年6月13日 19時

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