Story43-練習- ページ6
…てか、場所どこだっけ。
大きな声でどこですかーって言うか。
A「姫華先輩ー！！教室ってどこのですかー！」
姫華「2年2組だよー！早く来ーい」
2の2ねはいはい。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
A「失礼しまーす。」
姫華「やっとみかんだ〜♡待ってたよ〜♡優しく教えてあげるからね♡」
A「あ、私家用で帰るんだったーあー忘れてたー」
姫華「そんな事言っても帰さないからね？♡」
A「うぅ〜…。」
姫華「じゃあみかん結構吹けてるから基礎のテストを早速やります♡失敗したらお仕置きね♡」
A「えぇ！！？！いじめだ！！姫華嫌い！！別れよ！！」
姫華「はい！んじゃあスケール。」
こうして姫華の愛のレッスンは終わり…。
気がつけば30分経っていた。
姫華「はい終わりー！」
A「あざしたー。」
姫華「いやいやちゃんと挨拶して…」
A「あ、これ姫華の自己紹介カードじゃん。」
姫華「？…あー、あれね。かなり適当に書いた。」
A「ふーん………って、えっ。」
姫華「ん？どうしたの？」
A「お前なに好きなものに“みかん”って書いてんの！？」
姫華「え？食べる方のみかんだよ？……あれれぇ〜？もしかして自分かと思った〜？？」
A「……。」
期待したーーーーーーっ！！！
姫華「まあ本当はみかんの事だけど！食べる方じゃないよ！」
A「っ…！」
姫華「可愛いなぁ♡さすが彼女♡」
A「えっ！？もう彼女って決まってるの！？」
姫華「うん〜♡もうそんな感じじゃん〜！」
…やだ。
まあこっちから攻めても可愛い可愛い姫華は見れないと思うけど
やってみるか！
A「え？なんだって？」
姫華「え？だから…もうみかんが彼女って…((A「…っ！！((ﾄﾞﾝｯ」……ひゃっ！！」
うん。今壁ドンしてる。
A「そんな勝手に彼女って決められても困るわ。彼氏って所も見せてやるわ。」
姫華「えっ…あっ…ごめん…なさ…ぃ…。」
A「よし！これでおっけ！じゃあ行こ！」
姫華「うんっ…。」
A「…？照れてる？」
姫華「…っさいな…！」
A「うん！そんな姫華も大好きだよ！」
姫華「…うちも大好きだよバカ。」
A「へへ、可愛い。」
姫華「黙れ！」
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作者名：ひげちゃむ | 作成日時：2017年11月21日 22時
