Story65-理由- ページ30
A「てか姫華はさー?」
姫華「…ん?」
A「どうして私にベタ惚れたわけ?」
姫華「なんか…小学校の頃に付き合わされてた伶凪とは真逆でさ。体育祭の時見たと思うけど、伶凪みたいに無理矢理ベタベタくっつかれるのが嫌でね。
でもみかんは違ったの。先輩後輩っていう関係だったからかもしれないけどお互い気使ったりしてたから…。
はじめて見た時のみかんは…すごい…天使だった。」
A「天使…かぁ。」
姫華「そう、天使。」
A「ふーん。」
姫華「うん。」
A「姫華?」
姫華「…?」
A「大好きだよ」
姫華「……うちもだよ、みかん。
っていうか、みかんもうちにベタ惚れた理由は何?」
A「あー。パートが決まるまでは楽器体験だったじゃん?」
姫華「うんうん。」
A「はじめは瀬奈先輩と離しただけで嫉妬するし、私すぐに嫉妬する人嫌いだったんだけど…。
でも姫華は伶凪先輩よりこんな私を優先してくれて凄い嬉しかった。今だって結婚(仮)してるし!」
姫華「なんかなぁ。とても幸せ。」
A「私も。」
姫華「ありがと。みかん。」
A「いーえ。」
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作者名:ひげちゃむ | 作成日時:2017年11月21日 22時