Story56-クラパオーディション- ページ21
あー、コンクールかぁ…
人数合わせでコンクール出るのはな…。
まぁいいや。
曲なんだろうな…私でも吹ける曲がいい。
えっと…シンフォニック…スイート…？？
姫華「こりゃ先生カットするの大変そう。毎年1年含めてのコンクール出場だからなぁ…。
A部門は流石にキツかった。」
由奈「それな。課題曲難しすぎてやばかったわ。」
A「…？A部門？」
姫華「コンクールにはA部門とかB部門とかいろいろあってB部門は県大会までで終わりだけど、A部門は全国まで行けるの。この学校の目標は全国なんだけどね…」
瀬奈「…東関東止まりなんだよね…。」
結華「とりあえず聞いてみよ。」
10分後…
A「え？無理無理無理。」
瀬奈「無理って言ったら絶対無理だよ？」
知佳「うわぁ…」
美海「美海にもできるかなぁ…？」
姫華「というわけで…編成オーディションしまーす。」
A「……はっ…？」
美海「編成…？」
知佳「オーディ…ション…？」
瀬奈「結華先輩はクラパの中で3年1人しかいないから自分で選んでもらって、美海ちゃんは、バスクラ1本で。残りのひめ、由奈、みかん、知佳ちゃん、うちで結華先輩と美海ちゃんに見てもらうっていう形で。」
A「えっ…瀬奈先輩？」
瀬奈「はい？」
A「オーディションとは…？」
瀬奈「え、いや、だから、結華先輩はクラパの中で3年1人しかいないから自分で選んでもらって、美海ちゃんは((A「いやそうじゃなくてなんのためのオーディションですかこれ！？」
由奈「言わなくても分かるでしょ。コンクールの編成のためのオーディション。1番か2番か3番を美海と結華先輩が審査員になって決めるの。」
A「はぁ…。」
結華「じゃあ1.2.3番の楽譜全部配るよー。何箇所か丸ついてあるけどそこ全部見ます。クラパオーディションは明日。部活終了時間なのでこれで部活を終わりにします。帰るなり練習するなりなんでもしていいよ！
完全下校時間までには間に合うように！」
クラ「はい！」
結華「それじゃ、さよならー！うちは練習する〜。」
この楽譜見て思った。
上手くなりたいって。
1番やりたいな。
A「…よし、練習するか。」
姫華「みかん！一緒に練習しよ！」
A「あ、うん！」
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作者名：ひげちゃむ | 作成日時：2017年11月21日 22時
